BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
時間はあるけど、嫌がる歯磨き
今日は、おうち時間がたっぷりあるのに、仕上げ磨きを嫌がるお子さんの歯磨きのコツについて、綴りたいと思います。
実は以前にも類似の記事を書いています。
TOP3を書いてしまっているので、もう書くことないやろー!!って突っ込まれそうですが、今日はちょっと違ったポイントをお伝えしたいと思います。以前の記事をお忘れの方はぜひ、そちらもご覧くださいね。
子どもが嫌がるのは、怖いからかもしれない
子どもが嫌がる理由として、怖い、と感じている可能性があります。
何が怖いのか?それは、どこを触られるか分からないという怖さです。
みなさんは、何が入っているか分からない箱の中に手を入れてって言われたら、怖くないですか?
あるいは、お化け屋敷で、どこからお化けが出てくるか分からなかったら、怖くないですか?
それと同じで、お子さんにとって歯磨きは、毛先がどこに当たってくるかが分からないから怖いんです。
その怖さを少しでも和らげてあげるために
①手鏡を渡して見えるようにしてあげる
あるいは
②磨く部位を明確に言葉や触覚で伝えてあげる
という方法があります。
②は、例えば右上の歯を磨く際に、右上のほっぺたを触ってあげます。
次はココ(右上)を磨くよー!!と言ってから、磨いてみてください。
先に頬を触られているので、少し安心するかもしれません。
お化け屋敷で言うと、次、ここからお化けでますよー!!って言われたら、ちょっとだけ我慢できませんか?それと同じです。
…え?できない?ちょっと例えが悪かったかもしれませんね。
それはさておき、この方法で、次は前歯、その次は左上の歯と、順番に磨いてみてください。
効果がある子とない子がいますが、私は結構効果があるように感じています。
子どもが嫌がるのは、終わりが見えないからかもしれない
お子さんが歯磨きを嫌がる他の理由として、いつ終わるか分からないという可能性があります。
これは簡単で、10数えたら終わり、とか、あるいは砂時計が全部落ちたら終わり、などといった方法が有効です。
ただ、3分という時間砂時計を見続けるっていうのはちょっとお子さんにとっては長いのと、砂時計をお子さんが見えるように置くのが難しいので、そこは注意が必要です。
今の時代に合わせるとしたら、YouTubeなどで2分から3分程度の音楽を流してあげるのも良いかもしれません。
この曲が終わったら歯磨きおしまいね!と最初に約束すると、終わりが見えてよいかなと思います。
大人の感覚と、子どもの感覚の違いに気を付けて
私たちは、口の中のどこを触られようが、特に危険を感じません。また、歯磨きが永遠に終わらないなんてこともないと知っています。
しかし、お子さんによっては、それらに恐怖を感じてしまう場合もあります。
感覚の違い、慣れの違いですね。
なかなかお子さんの嫌がる理由ってそれぞれなので、一概には言えませんが、ぜひ今日お伝えした方法をお試しくださいね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。このブログは、少しでも当院の、そして院長の雰囲気を知っていただければと思い、毎朝7時に更新しております。また、遊びに来てくださいね!