BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は、フロスについて綴りたいと思います。
目次
フロスとは?
もうご存じの方も多いと思いますが、フロスとは歯と歯の間をきれいにするお口の清掃器具です。糸ようじとも呼ばれ、その名の通り細い糸です。
基本的には糸だけのもので、指に巻き付けて使用します。
このフロス、したほうが良いですか?と聞かれるのですが、とにかくまず1度試していただきたい!!そう思います。
フロスを始めて使ったときの衝撃
フロスを使うときは、歯磨きを一通り終えてからをお勧めします。ピカピカに磨いた!と思ってから、フロスを使って、何か出てこないか確認してみてください。
衝撃の食べかすがあちこちから出てくると思います。あれ?こんなに磨き残してたの?って思っちゃいますよ。
そして、ついでにその糸の匂いを嗅いでみてください。フロスを全くされていない方の糸は、衝撃的な臭いがすると思います。
その臭いが、歯と歯の間にずっと潜んでいたということです。
これを1度経験すれば、「フロスをしたほうが良いですか?」とは、2度と言わなくなると思います。
フロスを始めてするときの注意点
初めてフロスをするときは、あまり力を入れすぎないように気を付けてください。
歯の形って、とうもろこしの粒みたいな形をしています。隣の歯と接触している部分は割と上の方にあって、下の方はくびれています。そのため、最初はフロスを歯と歯の間に入れようとすると抵抗があります。
しかし、その抵抗に負けじとグイっと押し込んでしまうと、そのあとはくびれていますから、歯ぐきに勢いよく当たって痛みが生じてしまいます。
歯ぐきに食い込まないように、ゆっくり滑らせるようにフロスを通してくださいね。
柄が付いたタイプもありますが、できるなら糸タイプがおすすめ
操作が難しい方のために、柄が付いた使い捨てタイプの物もあります。柄が付いている分、値段は高くなります。値段が気にならなければ、柄が付いたタイプでも良いかな?と思うのですが、柄がついたタイプには弱点があります。
柄が付いたタイプは糸の部分が短いので、全ての歯と歯の間を同じ糸で磨くことになります。
一方、指に巻き付けるタイプは、少しずつ糸をずらすことができるので、常にきれいな糸が歯と歯の間に入るようになります。
柄が付いたタイプは汚れた糸を繰り返しつかうことになるため、ある歯の汚れを隣の歯に移し替えただけ、となる可能性が否定できないので、清潔さの面で糸タイプに軍配が上がります。
とはいえ、柄が付いたタイプでもしないよりは断然ましですので、使いやすい方を使ってくださいね。柄が付いたタイプの使いまわしはしないようにしましょう。
夜は必ずフロスをしましょう
歯磨きは朝晩、あるいは朝昼晩という方が多いと思いますが、フロスは慣れるまで少し時間がかかってしまいます。せめて夜だけでもフロスをするように心がけましょう。
お子さんにもフロスは大切
フロスは大人だけのもの?いえいえ違います。
乳歯の虫歯は、よく歯と歯の間にできるんです。虫歯0にするために、乳歯の間からフロスを習慣づけてくださいね。
物心ついた時からフロスをしていれば、抵抗なく習慣となり、より長く健康な歯を保つことができるのではないかと思います。
安い糸フロスに気を付けて
私はフロスをスーパーやコンビニで購入したことがあるのですが、メーカーによってはなんだかつるつるしてちょっと使いにくいものがありました。
フロスにもワックスが付いたタイプとそうでないタイプがあるのですが、そういうタイプによるものではなく、単にそのメーカーのフロスが使いにくいのだと思います。
私が良いなと思うフロスは、(広告になるといけないので商品名は伏せますが)医院にて販売しています。おそらくどの歯科医院も販売していると思いますので、もし使いやすいものが見つからないようでしたら、かかりつけの医院で買っていただくのが良いかと思います。
基本的にスーパーの特売セールなどでなければ、歯科医院で買うのが一番安くなるのではないかな…と思います。
フロス、今日からやりましょう!
いかがでしたでしょうか。フロスは歯ブラシよりも重要なのではないかと思っています。
ぜひ、今日から試してみてくださいね。お読みくださり、ありがとうございました!