BLOGしょう先生のブログ

矯正と部活動の関係(2)

おはようございます。今日は昨日のお話の続きです。

楽器によっても、向き不向きがあります

吹奏楽部に入って楽器をしながら矯正治療を受ける場合、その担当する楽器によっても矯正治療による影響が異なります。

吹奏楽部でも打楽器担当であれば、矯正治療の影響はほぼありません。その他の吹奏楽器でも、どのようなものが演奏しやすいか、などはアドバイスいたしますので、ご相談ください。

すでに吹奏楽を始めている場合は、より楽な治療方法を一緒に考えましょう

吹奏楽部にすでに所属していて、楽器が決まっている場合や、演奏したい楽器が明確な場合、演奏会の日程が既に決まっている場合に関しては、取り外しのできる矯正装置を使用することで、演奏を妨げないようにできる場合もあります。

また、演奏会などの時期を考えて、少しでも演奏への負荷がかからないような治療方針を検討することも可能です。吹奏楽を優先して、出来る範囲の矯正治療というご提案もできますので、いつでもご相談ください。

ご家族と歯科医師との連携が大切です

吹奏楽を頑張っているお子さんの治療をしていて、とても難しいと感じる時があります。それは、矯正治療に対して、親御さんの協力が得られない時です。

吹奏楽に対する十分な説明をした上で治療を開始したはずなのに、「やっぱりうまく演奏できないので、外してほしい。」とおっしゃるお子さまは少なくありません。

そのような場合は、歯科医師から矯正治療の重要性を再度説明しますし、改善案を提示して、少しでも楽な方法を探していきます。

ただ、どうしても頑張らないといけない、我慢しなければならない部分が出てくることもあります。

そんなときに、多くの親御さんが、私たちのお話を理解し、お子さんと共に頑張ってくださいます。

しかし、時々ではありますが、親御さんがお子さまの意見に同調し、協力が得られないことがあります。

「装置は付けられません。部活が忙しくて通えません。もうすぐ大会で、部活の予定が分かりません。でも、歯ならびは早く治してください。」

このようなお申し出を、年に何回かは受けます。その度に悲しい気持ちになります。このようなことにならないように、治療を始める前に、しっかりとご相談いただきたく存じます。

治療中断すると、良いことがありません

治療を中断することもまた、患者様の権利なので、何かをきっかけに治療を中断することは、致し方ない場合もあるかもしれません。

とはいえ、途中で治療をやめてしまうと、それまでにかかった時間、治療費用、治療のつらい思いが無駄になってしまいます。そして中途半端なままになってしまう噛み合わせは、将来に良い影響を及ぼしません。

「お子さまのためにも、途中でやめるなら最初から治療をしなかった方が良かったのではないか・・・」と、私たちも悲しい気持ちになってしまいます。

吹奏楽部に限らないのですが、一旦治療を始められたら、最後まで治療を受け続けていただきたいというのが、私たちの切な願いです。

治療を開始する時はじっくりお子さまと相談し、ご検討いただくことを、おすすめいたします。

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