BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。今日は、矯正と笑顔というテーマで綴りたいと思います。
笑顔が増える
矯正治療をして、患者様からよく頂くコメントの1つに「よく笑えるようになりました!」というお声があります。
私自身も矯正をしたので、この気持ち、とてもよくわかります。
そして、そう言っていただけると、矯正医としてとても嬉しくなります。
笑うことに気を遣わなくてよくなる
もともと歯ならびが良かった方にとっては、この変化が想像しづらいかもしれません。
昔より歯ならびがきれいになり、気持ちが明るくなって、よく笑えるのかな?と思われるかもしれません。
ちょっと違います。
矯正をした私自身の経験から言いますと、気持ちが明るくなるというより、「笑うことに気を遣わなくて良くなる」という表現が適切かな、と思います。
歯ならびが悪く、それを気にしている方は、笑うたびに口もとが見えてしまうことで、テンションが下がります。
例えば…みなさんが笑うたびにその姿をどこからか盗撮されていて、その写真が自分の知らないどこかでSNSに晒されている状況を想像してみてください。
笑うたびに
「あ、今撮影されたかも」
「もしかして今の変顔インスタに流されているかも」と思ったら、ちょっと楽しめないですよね。
それまで楽しかったのに、急に冷めてしまいませんか?
それと似ているかな、と思います。
歯ならびの悪い方は、何かが楽しかったり、おもしろかったりして、大きく笑おうとしたまさにその瞬間に、ほんのちょっと気になることがあって、テンションが他の人よりちょっとだけ冷めてしまうのです。
これが毎日。
段々慣れてきますが、やはり気になる方にとっては苦痛です。
手で口もとを隠さなくてよくなる
口もとにコンプレックスがあると、笑うときに無意識に口もとに手をかざすようになります。
それは、見方によってはお上品なのですが、「クスクス」「オホホ」といった笑いになってしまうので、やはり大きなお口で「ガハハ」「ワハハ」と笑えた方が、周りの空気も明るくなります。
矯正が終わってからは、私も大きな声で笑えるようになった気がします。
大きな声を出しているのではなく、手で口を覆わなくなったことで、声が通っているのかもしれません。
今はコロナウイルスのことがあるので、あんまり大きな口で笑えませんが、これも私個人的には、気持ちを抑うつ的にしてしまう作用があるのではないかな?と思っています。
せめてお家にいるときは、大きな声で笑ってくださいね。
いつまでも素敵な笑顔を
笑うという行動は、生きていく上でとても大切なことです。
歯ならびが気になっている人は、心のどこかで大きく笑うことにブレーキをかけてしまいます。
その辛さは、気にした人にしか分からない部分があります。
私たち矯正医は、その笑顔を作るお手伝いをします。
お悩みの際は、いつでもご相談してください。
ぜひ、いつまでも素敵な笑顔を保てるように、歯を大切にしてくださいね!
今日もお読みくださり、ありがとうございました!