BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
毎週日曜日は、人生の気づきコーナーです。
友人と買い物に
私が大学生を卒業したころからでしょうか、毎年年始に開催されるバーゲンに私を呼び出す友人がいました。
最初の頃はなんとなくついて行っていたのですが、買い物がそれほど好きではない私はいつも疲れてしまい、「お茶しよう」ばかり言っていました。
友人に、なぜ私を毎年呼び出すのか聞いてみたら
「だって、お前は何もほしいものないから、ついてきてくれるやん。お互いにほしいものあったら、その子のほしいものを見に行く時間が必要やろ?」
と言われました。
ん、それってどうなん?とちょっぴり黒い影が脳裏をかすめましたが、それ以上考えないことにしました。
ちなみに今はもう、バーゲンには行っていません。
昔からあまりほしいものがなかった
幼少期から、あまりほしいものがない子どもでした。
母「誕生日何がほしい?」
私「んーなんでもいい」
こんな会話を何度もしていました。
本当は欲しいものがあった時もあるのですが、高いしな…と思って言えなかった時もあります。
でも、基本的には、あまりほしいものがなかったです。
お小遣いももらっていなかったのですが、特にほしいものもないので困っていませんでした。
お金は必要なものがあるときに、親からもらっていました。
バーゲンでよく見る「どっちがいいかな」
さて、友人とのバーゲンに戻りまして。
バーゲンでよく「どっちがいいかな」って悩んでいる光景をよく見ました。
友人が悩んでいるのはどっちもカバンですが、Aのカバンは茶色、Bのカバンは黒色です。
Aのカバンはブランド物、Bのカバンはノーブランドですが、値段がとても安いです。
こんな時、私はいつも適当なコメントをして流していたのですが、内心、思っていたことがあります。
「悩むなら、どっちも買わない方がいいのに」
「ほしい」を4段階に分けてみる
これは、私が小さいころから考えていたことなのですが、「ほしい」と思うものを全て買える財力があるなら、それは買えばよいと思うんですね。
でも、一般的にはそんなことはできませんよね。少なくとも私は、できませんでした。
そこで、自分の欲しいと思う気持ちに、よく向き合うようになりました。
「ほしい」か「ほしくない」かを、もう少し細かく分けてみると
1:絶対ほしい
2:ほしい
3:そんなにほしくない
4:全くほしくない
こんな感じかなと思います。
そして、この1の『絶対ほしい』に入るのは、「他にその物に代わるものがない」ものだと、私は思っています。
例えば、車の展示場で、どうしてもこの車が欲しくてたまらなくなった、他のどの車よりもこれが良い!と思ったのなら、それは『絶対欲しい』車と言えます。
一方で、Aの車もいいんだけど、Bの車も捨てがたいんだよな…と悩んでしまうことがあります。その時は、どちらも『絶対欲しい』ではなく、『ほしい』止まりなんです。
私の経験上、2の『ほしい』止まりなのに買ってしまった人は、たいてい後でまた同じような車に目移りします。
そして、後悔したり、また買ってしまったりするわけです。
車だけでなく、洋服でも同じです。
これとこれ、どちらが良いかな?って迷っているときは、どちらにもしっくりきていない部分があるから、迷っているわけですよね。
だったら、どちらも買わない方がいいんじゃないかと思います。
私はこういう考え方なので、買い物に行っても、何も買わずに帰ってくることが多かったです。
両方買うという選択肢も
こういう話をすると、「いやいや、お前は分かってない!どっちもが『絶対に欲しい』に当てはまるよい服に出会っちゃったりするわけよ。お前みたいなファッションセンス0の人間にこの気持ち分かる?」と言ってくる友人がいます。
でも、本当にどちらもが絶対に欲しいものなんでしょうか?
もし、どちらもが絶対に欲しいのなら、両方買えばいいんじゃないでしょうか。
そうではなく、どちらか一方に絞ろうとしている時点で、どちらかを手放そうとしているわけですよね。
ということは、それは絶対に欲しいものとは言えません。
それなら、きっとどちらも『絶対に欲しい』ものではないのです。
悩んだら、買わない
いかがでしたでしょうか。
「2つの類似物品で悩んだら、買わない」を徹底していくと、本当にほしいものや必要なものが見えやすくなります。
私は小学校ぐらいから実践していることなのですが、今も続けており、おすすめです。
ぜひ、バーゲンで試してみてくださいね!
今日もお読みくださり、ありがとうございました!!