BLOGしょう先生のブログ
本記事に対する訂正とお詫び
2021年4月27日、本記事でご紹介しておりました「マグちゃん」に消費者庁より
株式会社宮本製作所に対する景品表示法に基づく措置命令が出ました。
マグちゃんの効能に対して、景品表示法に違反する行為(同法第5条第1号(優良誤認)に該当)が認められたそうです。
この発表を受け、当院ではマグちゃんの使用を中止し、通常の洗剤へと戻すことにいたしました。
このブログに記載している内容は、公式サイトからの情報、また直接会社に問い合わせて確認した情報ではありましたが、
結果的に誤った情報を発信したことになってしまいました。
訂正し、お詫び申し上げます。
この記事に関しては、今後の反省も込めて残しておりますが、文字に横線を入れて、新たに読んだ方が誤解しないようにしております。
今後、このようなことがないように、気を付けていきたいと思います。
2021年4月27日 三川矯正歯科
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
先週は出張診療などで一番忙しい週でして、ちょっと疲れておりまして、更新をお休みしました。
毎日更新を貫くか、体調を優先するか…
難しいところですが、やはり診療に支障の出るような取り組み方は本末転倒ですよね!
(これを「もっともらしい言い訳」と言います。ごめんなさい。)
さてさて、今日は気持ちも新たに、また書きたいと思います。
今日からは新しいカテゴリ”SDGs”が仲間入りです!
ぜひ、最後まで読んでくださいね!
目次
SDGsって何?
SDGsと書いて、エスディージーズと読みます。
詳しくは、ちょうど1か月前に書いたこちらの記事を読んでくださいね。
上記リンクの記事を書いてから、計3冊の本を読みました。
細かいことはよく分かりませんが、おぼろげながら、イメージはつかめたのではないかと思っています。
スタッフはすでに自宅で、SDGsに取り組んでいた!!
SGDsについて一部スタッフに話したところ、SDGsはすでに知っており、自宅で取り組んでいるスタッフがいました。
そのスタッフから「医院でマグちゃんを使うなんてどうですか?」と提案をいただきました。
マグちゃん?初めて聞いたので、何のことか分かりませんでした。
マグカップかな?ぐらい。
スタッフは、このマグちゃんをお家で使っているというのです。
マグちゃんは洗濯用洗剤の代わりとなる金属
マグちゃんの「マグ」は、マグカップの略ではありませんでした。
何だと思いますか?
そうなんです、マグネシウムの「マグ」だったんです。
マグちゃんは洗濯用洗剤の代わりになる商品なんだそうです。
マグネシウムを使って、お洗濯をすると、マグネシウムと水が化学反応することで、洗浄力・消臭力・除菌力を持った弱アルカリ性の水になり、合成洗剤いらずとなるんだそうです。
細かいことは公式ホームページにお任せしようと思いますので、ご興味ある方はご覧ください。
公式ホームページへのリンクは削除いたしました。
作った会社に問い合わせてみた
ホームページを拝見し、ほお!すごいな!!と思いました。
個人的に家で使用するのであれば、そのまま使っていると思うのですが、歯科医院で使用するならば、きちんと知識を入れてから使用すべきかと思い、マグちゃんを作っている「株式会社宮本製作所」さんにメールでコンタクトをとりました。
宮本製作所さんの大久保さんは、ZOOMを使って、とても丁寧に商品の解説をしてくださいました。
洗剤いらずで1年間!
マグちゃんの素敵だなと思ったところは、1度買えば(使用頻度によりますが)1年間使える点です。
毎回交換しないといけないとかだと面倒ですが、巾着袋に入ったマグちゃんをポンっと洗濯機に入れるだけ。
簡単ですよね。
また、お水自体に抗菌力が付与されるため、洗濯槽もきれいになるとのこと。
洗濯槽のクリーナーなどが不要になるというわけです。
使用後はリサイクル
マグちゃんは消臭ビーズのように、1年ほど使用するとちょっと小さくなるんだそうです。
そして、それをゴミ箱に捨てたらおしまいです。
…いえいえ、捨ててはいけません!!
小さくなったマグちゃんは、植物や野菜の肥料として土に撒くと、肥料としての効果を発揮するんだそうです。
企業として取り組むと、お野菜ももらえちゃうらしい
各ご家庭で個人で使用する場合は、使用済みのマグちゃんを家庭菜園などに撒くと良いのだそうです。
しかし、企業・医院として取り組む場合は、家庭菜園とかないですよね。
そんな企業のために、宮本製作所さんは使用済みマグちゃんを回収してくれるんだそうです。
そして、その使用済みマグちゃんを肥料にして育ったお野菜がもらえちゃうんだそうです!!
めちゃくちゃ嬉しい取り組みですね。
もちろん、私の医院で導入しても少量のマグネシウムしか生まれないので、お野菜は少量になります。
でも、地球からのプレゼントって感じで、なんだか素敵ですよね。
ちょっとした欠点
医院でマグちゃんを使用するにあたっての欠点は、乾燥機にはあまり適さないようで、洗濯後、乾燥前に取り出さないといけないところかなと思います。
当院では乾燥まで全自動にして、スタッフの負担を減らすようにしているので、毎回洗濯後に取り出すのは少々面倒だなと思いました。
あと、塩素系(ハイター)などとの同時使用は望ましくないとのこと。
ハイターを多用することはないですが、気をつけなければならないですね。
でもさ、結局金属を多用するんでしょ?
紙の無駄遣いをすると木をたくさん切らないといけませんよね。
マグちゃんも同じで、マグネシウムをたくさん消費するってことは、なんだか地球に優しくなさそうだけど…と思いませんでしたか?
私は思いました。
でも、マグネシウムは豊富な資源の1つなんだそうです。
マグネシウムは海水1トンから約1.3kg採れるんだそうです。
つまり、原料が海水ってこと。
商品を作るところから、廃棄するところまで、健康や環境への悪影響をできる限り及ぼさない製品をつくっておられるということですね。
これはSDGsの「12:つくる責任つかう責任」に貢献していますね。
その他、SDGsの取り組みとして
マグちゃんを使えば、洗濯による排水が、洗濯用洗剤を使用するのと比較して、きれいな排水になります。
これは、「14:海の豊かさを守ろう」につながりますね。
また、お野菜を育てるために使用後のマグちゃんを使えばミネラルの豊富な土壌になります。
つまり「15:陸の豊かさも守ろう」につながりますね。
スタッフと一緒に、ほんの少し、地球をよくする取り組みを
当院では、医院スタッフのうち希望する者に、マグちゃんの購入費用を全額負担しています。
また、まだ達成していませんが、野菜をもらえたら、みんなで山分けしようと思っています。
1医院としてできることはわずかですが、みんなで使用することで、地球をほんの少し、良くすることができればいいなと思っています。
本記事に対する訂正とお詫び
2021年4月27日、本記事でご紹介しておりました「マグちゃん」に消費者庁より
株式会社宮本製作所に対する景品表示法に基づく措置命令が出ました。
マグちゃんの効能に対して、景品表示法に違反する行為(同法第5条第1号(優良誤認)に該当)が認められたそうです。
この発表を受け、当院ではマグちゃんの使用を中止し、通常の洗剤へと戻すことにいたしました。
このブログに記載している内容は、公式サイトからの情報、また直接会社に問い合わせて確認した情報ではありましたが、
結果的に誤った情報を発信したことになってしまいました。
訂正し、お詫び申し上げます。
この記事に関しては、今後の反省も込めて残しておりますが、文字に横線を入れて、新たに読んだ方が誤解しないようにしております。
今後、このようなことがないように、気を付けていきたいと思います。
2021年4月27日 三川矯正歯科