BLOGしょう先生のブログ
こんにちは。今日は12月31日、一年の最後の日です。
皆様いかがお過ごしですか。
目次
今年の漢字は「密」
2020年、日本漢字能力検定協会が行う「今年の漢字」は「密」ということでした。
私はこの漢字は、確かにインパクトがあります。
「密です!」という知事の声の響きは脳に残っていますし、おそらく、今後同じ文字が選ばれにくいという意味で、今年を表す漢字としては良いですよね。
ただ、私個人の体感として、「密」はちょっと違うかな?と思っています。
私の考える漢字は、今日の記事の後半で発表したいと思います。
おせちをプロに頼んでみた
さてさて、私は今、おせち料理を取りにとあるお店へ向かっております。
今年は初めておせちを料理屋さんに頼みました。
以前よくお世話になったお店「心屋」さんです。
専門家が作ってくださるおせちなので、スーパーやネット通販などで買うものと比べたら、絶対においしいです。
でも、安くはありません。
また、お店まで取りに行かないといけないので、クール便とかで買える通販の方が楽かな、と思います。
ですが、好きなお店に、今年1年の感謝の気持ちを込めて、お願いすることにしました。
どんなおせちをいただけるのか、とっても楽しみです。
テニスの試合を見に行きます
今日はおせちを受け取ったら、その足で靱公園(うつぼこうえん)に行ってきます。
本日行われるテニス大会のスポンサーとして、ほんの少しではありますが、支援をしています。
なので、大会を見たいと思って向かっています。
どうしてスポンサーをしているのかと言いますと…
この大会は、友人の村上大くんが運営しているからです。
彼は「テニスを広めたい」という情熱で、いろんなことに取り組んでいます。
村上くんの応援になればと思い、スポンサー支援をしました。
大会運営って、大変!
私自身も10年ほど前に、ネパールに図書館を建てるため、寄付金を集める活動として、テニスの大会を企画していたことがあります。
その時に、企画って本当に大変だなって思いました。
当日の運営も大変なんですが、他にも事前準備がたくさんあります。
まず、天気を気にしないといけません。
私は雨男だったので、3回ぐらい中止になりました。試合中にいきなり雷が鳴って、落雷とかもありました。
また、コートを借りるにあたってのコート管理者との交渉もしなければなりません。
試合の日が近づいてくると、参加者が急に増えたり、減ったり、入れ替わったり…
よく1年で何試合も企画してたなぁと、我ながら思います。
そんな大変なことを、村上くんは頑張っています。
0から1って難しい
もともとあった何かを発展させる(1を10にする)ことよりも、何もないところから何かを生み出す(0を1にする)のって、膨大なエネルギーが必要なんです。
ただでさえ大変なのに、新しいことを頑張ろうとすると、やはり賛否両論が飛んできます。
特に否定的な意見に苦しめられます。
なぜなら、新しい取り組みだから、自分の正しさを証明できる根拠がないのです。
どうしても新しいことを始める人は、理論的に打たれ弱い状況になってしまいます。
新しい取り組みについて真剣に意見をしてくれている人もいるので、全てを聞き流すのも良くないですし、聞きすぎても参ってしまいます。
心を強く持ち、活動を続けている村上くんは、本当にすごいなと思っています。
コロナ禍での大会運営
コロナ禍でテニスの大会も運営が難しくなりました。
そんな中でも感染対策に気を配りながら頑張っているようです。
これからも無理せず、頑張ってほしいなと思います。
そんなこんなで、12月31日は、いろいろな人に会いに行く日になりそうです。
今年1年、地元のローカルニュース
話は変わり、今年1年を振り返りたいと思います。
神戸市民として、地元ローカルの大きなニュースとしては、「東急ハンズが12月31日で閉店」というニュースがありましたね。
あっ、今日までですね。
コロナの影響で、東急ハンズだけでなく、たくさんのお店が閉店してしまいました。
とても残念なことです。
ですが、残念だなあで終わらせてはいけないんじゃないか、そんなことを考えた一年でした。
好きなお店を応援する気持ち
お店の閉店を残念なことだと思うと同時に、好きなお店、応援したいお店には、きちんと行くことが大切なのではないかと思いました。
喫茶店などで、たまに耳にする会話があります。
「すみえさん、知ってる?がやがや商店街の角にあるケーキ屋さん、潰れるんやで!」
「いやっ、まー!知らんかったわーよしこさん!私あそこのショートケーキ好きやったのにー。」
「私もあそこのチョコレートケーキおいしかったから好きやったのにー。ね、今度買いにいかへん?潰れる前に。」
「そうね!最後に食べに行きましょ!」
この会話、なんだか違うなぁと思います。
極端な話、買う人がたくさんいたら、そのお店は閉店せずに済んだと思うんですね。
おいしくて好きなんだったら、そして長く存続してほしいのだったら、普段からそのお店で買っていたら、これから先もそのおいしいケーキが食べられたんじゃないかな?と思います。
先ほどの東急ハンズなどは巨大店ですから、1人が買い物をしたところで大差ないかもしれませんが、街角の小さな喫茶店とか、個人でされている居酒屋さん、ケーキ屋さんなどは、やはり行かなければ大変になるのではないかな…と思います。
閉店が決まってから、「いやぁ、残念やわぁ…好きやったのに、なんとかならへんの?」というのは、ちょっと無責任な言葉のような気がします。
感情的につい言ってしまうとは思うんですけどね。
自粛期間に飲食店のお弁当を買いましたか?
みなさんは、コロナで外出できない間、どのようなお食事をされましたか。
周りを見渡せば、たくさんのお弁当が販売されていましたよね。
普段お弁当を作っていないお店が、どうしてお弁当を販売しているのか?と考えましたか。
そしてそれを買うことが、好きなお店の存続に繋がるかもしれない、という発想で生活ができましたでしょうか。
コロナ禍で大変だったのは、飲食店だけではありません。
多くの企業が、会社が、そして各ご家庭が、大変だったと思います。
でもそういう時こそ、お互いを支え合うことで、お店は存続し、私たちは大好きなおいしいお料理をいつかまた、お店で頂くことができる。
皆が家計の節約に走って、お弁当に見向きもくれなかったら、お店は存続できなかったかもしれません。
そういった共に生きていく発想が、これからのアフターコロナの世界ではより大切になってくるのではないかな?と思いました。
私の考えた2020年の漢字
さて、冒頭に書きました、私が勝手に考えた2020年の今年の漢字は「互」です。
「互いに(たがいに)」、「相互」などの言葉からもお分かりの通り、人が人を支え合う、人と人とが助け合うということがとても大切になると身に染みた1年でした。
「いつかお金持ちになったら人を助ける」
「いつか宝くじに当たったら募金する」
そんな言葉をよく耳にしますが、その「いつか」はやってきません。
人はいくら手元にお金があったとしても、安心できることはないと聞いたことがあります。
それならば、普段から身の回りに目を向けて、今できる範囲で、少しでも社会が、世界が良くなることに、お金を使った方が、良いと思いませんか?
私はそう思いました。
お互いのことを考えて、生きていく。
そんなことをいつも以上に考えた今年の漢字は勝手に「互」とさせていただきます!
それでは皆様、今日もお読みくださり、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。