BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は当院での診療スタイルについて、お話したいと思います。
小学校1年生からは、待合室でお待ちいただきます
当院では、幼稚園・保育園のお子様を除いて、全ての患者様の親御さんには、待合室でお待ちいただいております。
これには、意味があります。
1)甘えない
小学校低学年のお子さんの中には、お母さん、お父さんがそばにいると、甘えてしまう子が少なくありません。
もちろん、おりこうさんもいるのですが、ちょっとふにゃ〜っとしてみたり、触ってはいけないものを触ってみたり。
お母さんに声をかけて欲しいのでしょうね。
余計なことをして、親御さんの気を惹こうとします。
2)自分で伝える
何かを話しかけても、お母さんが側にいると、お母さんが全てを答えてしまうことがあります。
また、それに慣れているお子さんは、私たちスタッフが何かを質問しても、お母さんの目を見るだけで何も答えようとしません。
いたたまれなくなったお母さんが、代わりに答えることになります。
でも、お母さんが側にいないと、結構しっかり受け答えできる子も多いんです。
結果的に、治療もうまく行きますし、「診療室では何も言わなかったけれど、帰ってきたら痛いって言う」などの難しい状況を避けることができます。
もちろん、同席する場合もあります
とはいえ、例えば他の歯医者ですごく怖い思いをして、歯科医院自体に恐怖心を持っているお子さんや、発達障害など何か原因があって親御さんと離れない方が良い場合は、ご同席いただくことも可能です。
予めお申し出ください。
母子分離といいます
このように、お母様とお子さんを離すことを「母子分離」といいます。
(このご時世ですから、母に限定することが正しいかは分かりませんが、一般的にそう呼ばれています。)
中には、「子どもだけ診療室に入れるなんて、何されているか分かったもんじゃない」と否定的なお母様もいらっしゃいます。
しかし私は、お子さんと歯科医師が信頼関係を築く上で、とても良い取り組みではないかと考えています。
例えば小学校でも、お子さんは1人でお勉強をするわけです。
新しい小さな社会の中で、お友達や学校の先生と仲良くなっていきますよね。
もし、小学校も母親同伴であったならば、いつまでもお母さんにべったりとついてしまうのではないかな、と思います。
親御さんとの信頼関係も大切
母子分離をするためには、お母様(お父様)にも、私たち歯科医院のスタッフを信頼していただく必要があります。
そのために、当院では矯正相談に45分と長めの時間を設定しています。
大切なお子さんの治療をするにあたり、疑問点を解消し、安心してお子さんの治療を任せていただけるよう、努めています。
ご不安な点がある場合は、遠慮なく仰ってください。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!
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