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第154回【すぐじゃない】矯正開始後、検査から装置を付けるまで【矯正コラム】

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。

今日は、矯正相談で矯正を始めようと決断された後の流れと、治療が開始するまでの期間について説明します。

 

 

矯正検査の分析

矯正を開始すると決められたら、最初に検査を行います。

検査ではレントゲンを撮影したり、お口の写真を撮影するなど、必要な資料を取ります。

こちらは、当院のレントゲン室です。

宇宙ステーションみたいでしょ。

電気を消すと、星が浮かび上がります。

皆さんは検査が終わると帰られます。

 

その後、私がその資料を分析します。

分析では、骨格の特徴や患者様の特徴、歯の特徴などを抽出し、総合的に判断して治療計画を立てます。

 

この分析は患者様それぞれによって異なりますので、すぐにできるものではありません。

そして、その治療計画を実現できるように、マウスピース矯正の場合はシミュレーション動画を作っていきます。

 

早い方でも約2週間、長い方ですと1か月程度の時間をいただきます。

 

 

診断

「診断」という言葉は医療に従事されている方以外にはあまりなじみがないかもしれませんが、治療方針の説明です。

こちらが、カウンセリングコーナーです。

分析の結果どのような特徴が見られたのかや、どのような治療方針で進めるかの説明を行います。

また、同時に矯正治療によって生じうるリスクなども説明します。

この説明に同意していただいて初めて、治療開始となります。

 

 

装置の発注

診断に同意いただいたら、装置の製作に入ります。

装置の製作は技工所に依頼をするため、到着までおよそ1か月の期間をいただきます。

 

 

まとめ:検査から装置をつけるまでは約2か月

いかがでしたか。

装置を装着するまでは、一般的におよそ2か月の期間がかかると考えていただいてよいでしょう。

さあ始めよう!と思っても、すぐに装置が出来上がるわけではありませんので、頭に入れておいてくださいね。

 

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!!

 

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