BLOGしょう先生のブログ
みなさんこんばんは。
今日は大みそか。皆様どのようにお過ごしですか。
まだまだいろんな業務や家事、おせちの準備に追われている方。
外の景色を見ながらのんびりと過ごされている方。
いろいろな大みそかをお過ごしのことと存じます。
私は今年は例年より早く診療を終えたので、のんびりとした年越しを迎えています。
今日は久々に、ブログ記事を書きますね。
目次
大掃除の達成感、ぞくぞくと
年末が近づいてくると、たくさんの写真がSNSにアップされますよね。
その中に多いのが「大掃除」の写真。
きれいになると、とっても気持ちが良いですよね!
特に歯科医院では、最終日は少し早く診療を終えて、大掃除をして仕事納めとなる医院が多いんです。
歯科の裏側は汚れがいっぱい
みなさんが普段ご覧になっている歯科医院の「診療室」はきれいですか?
おそらく、最近の歯科医院はきれいなところが多いかと思います。
でも、その裏側をご覧になったことがありますでしょうか。
なかなかの「汚れの巣窟」になっている医院も少なくありません。
まず、整理整頓が不十分な歯科医院がすごく多いんです。
管理が行き届かない、誰の物かもわからない歯型が散乱しています。
本来1か所に固まっているはずの在庫があちこちにあったりします。
次に、清掃が不十分な医院も。
歯科医院では器具を洗浄したり、歯型の模型を作ったりするために、診療後に水をたくさん使います。
「石膏(せっこう)」と呼ばれる、水で固まる材料があちこちの壁にへばりついていたり、水アカが付着していたりします。
さらには皆さんのお口から吸った唾を排出する機械の出口部分に、大量のヘドロが沈殿していたりすることもあるんです。
見えないところに、汚れが山積しているんです。
だから、大掃除が必要なわけです。
大掃除のない歯科医院
しかしながら、大掃除がない歯科医院もあります。
当院も大掃除はしません。
最終日も普通に診療を行い、いつも通りのお掃除をしてスタッフは帰宅しました。
なぜでしょうか?
業者が掃除をするから…ではありません。
普段から汚れがたまらないようにしているのです。
汚れがたまらないようにする
例えば、換気扇にはフィルターを貼り、定期的に交換しています。
大掃除の日に交換するのではなく、交換サインが出たら交換するようにしています。
そして、診療後は毎日床を掃除しています。
といっても、お掃除ロボットが勝手にお掃除をしてくれています。
水回りはロボットが苦手な部分なので、毎診療後にタオルで拭き上げています。
他にも書き出すときりがありませんが、そういったちょっとしたことの積み重ねで、大掃除を不要にしています。
しいて言えば、洗濯機の裏側とか、冷蔵庫のすみっことか、そういう普段届かないところだけ、12月に入ってから実施しました。
ほんとは気づいている、大掃除をなくす方法
ここまで記事を読んで、ちょっと耳が痛いわ…と思われた方がいらっしゃるかもしれませんね。
みなさんほんとは気づいていると思うんですよね。
毎日ちゃんとお手入れしていたら、あるいは定期的に掃除をしていたら、年末のこの忙しくて寒い時期に、こんな苦労しなくてすむってこと。
年越しをのんびり過ごすことができるってこと。
大掃除が嫌だなって思う人は、普段からちょこちょこ、こまめにお掃除をしたら良いんですね。
歯周病や虫歯も同じ
歯のお手入れも同じなんです。普段からちょこちょこ、こまめにお掃除をしたら良いんです。
普段からちょこちょこ、毎日のブラッシングをする。
数か月に1回、定期的に歯のクリーニングと定期検診を歯科医院で受ける。
そうやってこまめにお掃除をしていれば、大掃除、すなわち大きな虫歯治療であったり、歯周病治療をする必要はなくなります。
「歯医者が嫌い」と仰る方はだいたい、こまめなお掃除が足りておらず、大掃除が必要になって初めて歯科医院に来院されます。
それは、長年放置していたキッチン換気扇の油汚れを取るようなものです。
そうなると、重労働で苦痛ですよね。
そうならないためにも、コツコツ、ちょこちょこ、お掃除をしてくださいね。
いつやるの?
なるほどな…と思った方は、ぜひ、お近くの歯科医院の予約をしてくださいね。
え?いつするかって?
…そう、今すぐです!
インターネットで予約できる歯科医院であれば、年末年始でも予約ができると思います。
後でやろうと思っていたら、結局今までと変わりません。
ぜひ、今すぐ、予約しましょうね。
さて、明日からは2022年。みなさまにとって、素敵な1年になりますように!!
良いお年をお迎えください。