BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
みなさんは鏡をよく見ますか?今日は、鏡に関連するお話です。
あまり鏡を見なかった幼少期
みなさんは鏡をよく見ますか?
私はもともとあまり鏡を見るタイプではありませんでした。
外見には無頓着と言いますか…
もともとそんな見とれるような整った顔ではなかったことと、歯ならびがガタガタだったので、無意識のうちに向き合うのを避けていたのかなと思います。
鏡をあまり見なかったので、いまだにヘアセットも苦手で、ワックスも何もつけずに過ごしていることがほとんどです。
ちなみに、自分の写真を撮るのも苦手でした。
矯正を始めると、気になる鏡
ところが、私自身、矯正を始めると、鏡を見る時間が増え始めました。
歯磨きをすることに時間がかかることも一つなのですが、自分の歯ならびが気になって、見てしまうのです。
ちょっと鏡を見て笑ってみたり、横顔のチェックをしたりなんかして…
真剣に見ているのですが、ふとした時に我に返り、何をやっているんだと呆れたこともあります。
理想がどんどん高くなる
これは、私に限ったことではありません。
患者様からもいろいろなお話を伺います。
歯ならびの変化に関する質問が多いのですが、それが実に細かい!!
もともとの歯ならびが30点だとしたら、今の歯ならびはもう90点を超えているのに、91点になるために必要なポイントを質問してこられたりします。
お勉強であれば非常に高い向学心で素晴らしいことです。
とても良いことだけれど、神経質になりすぎは禁物
鏡をよく見るようになって、歯のことを考える時間が増えることはとても良いことです。
しかし、過度に神経質になって、あと1点を追い求めてしまうと、せっかく矯正治療をしたのに満足できなくなってしまうことがあります。
いつまでも素敵な笑顔でいられるように始めた矯正治療なのに、細かいことが気になってしまって笑えない。
そんなことがないようにしたいですね。
誰しもが陥ります
矯正治療を始める前は、90点か91点か?なんてそんな細かいこと、絶対気にならないと思いますよね。
私もそんなこと気にならないと思っていました。
でも実際に自分の矯正治療も終盤に近付くと、気になる時期があったんです。
もちろん私自身が矯正治療の専門家であるからというのもありますが、少しある部分の並びが良くないかな?とか、真ん中ずれてないかな?とか。
でも、しばらくして気づきました。真ん中が0.5mmずれていることを気にしている自分は、数年前まで真ん中が思いっきりずれていたではないかと。
良くなったところに目がいかず、悪いところにばかり目が行ってしまうと、せっかくの矯正治療も喜べません。
みなさんにはそうなってほしくないので、ぜひ、あまりミクロな視点になりすぎず、広い視野で、矯正治療前と今の自分を比較して、ポジティブに治療を終えてほしいと思います。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!