BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は矯正治療中の方で、なかなかうまくいかない方や、マウスピース矯正に興味がある方に読んで頂きたい記事です。
装置の使用時間
矯正治療では、それぞれの装置に推奨される使用時間があります。
マウスピース矯正の1つであるインビザラインであれば、1日22時間。
朝・昼・夜ご飯に30分と、あとはおやつや歯磨きの時にどこか30分は外せますが、それ以外は必ず装着してくださいとお願いします。
守らないと、歯が動かない
使用時間を守らないと、歯の移動が少しずつ遅れていきます。
この「少しずつ」というところがポイントです。
少しずつ遅れていくので、ある日突然マウスピースがはまらなくなるようなことはほとんどありません。
患者様は、マウスピースがなんとなくはまってしまうので「あ、ちょっとぐらい外していても大丈夫やん」と思ってしまうんです。
そして、一部の方はだんだん使用時間が減っていきます。
ある日、歯医者で指摘される
装置の使用時間が短くなると「少しずつ」歯の移動が遅れていきます。
そして、あるタイミングで歯科医師から「ちゃんと使ってますか?」と指摘されます。
小さなズレが積もって、肉眼で診て分かる、大きなズレになってしまっているのですね。
言われてからでは遅い…作り直しになることも
1度予測とずれてしまうと、場合によっては再度マウスピースの作り直しとなってしまいます。
作り直しの場合、発注から届くまでに数週間を要するため、結果的に治療が終わるのが遅くなってしまいます。
良くない方向に動く場合も
歯の移動が遅れると書きましたが、マウスピースの使用時間が短いと、場合によっては「望まない方向に歯が動く」こともあります。
そうなると、治療に要する時間はさらに長くなります。
1ヶ月サボったら1ヶ月延長する、という単純なものではなく、1ヶ月サボったら、3ヶ月、半年と延長する可能性もあることを知っておきましょう。
装着時間を守りましょう
歯科医師から言われた装着時間を守り、しっかり使うことが何よりも治療期間の短縮に繋がります。
大変かとは思いますが、一度始めたら、しっかりと装着するようにしましょう。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!
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