BLOGしょう先生のブログ

第220回【矯正コラム】10人に1人は、永久歯が足りないって本当ですか?

こんにちは。今日もお越しくださり、ありがとうございます。

皆さんは永久歯(大人の歯)って何本あるかご存じですか?

親知らずまで全ての歯があれば、上下左右に8本ずつ、合計32本、親知らずがなければ28本の歯があります。

ところが、この歯の本数はみなさん同じではないんです。

 

 

10人に1人は歯が足りない?

日本の子どもの、親知らずを除いた歯が全て揃っているかについて調べたところ、約10%の人は歯の本数が足りていなかったそうです。

 

参考文献:小児歯科学雑誌,2010年48巻1号p.29-39,「日本人小児の永久歯先天性欠如に関する疫学調査」,J-STAGEホームページ,(2022年11月14日取得, https://doi.org/10.11411/jspd.48.1_29)

 

10%ということは、10人に1人。

小学校が1クラス30人だとしたら、そのうち3人の子は歯の本数が少ないということになります。

これって結構多い数字ですよね。

 

私の体感でも、そのぐらいかなと思います。

矯正歯科でレントゲンを撮影して、歯が足りないことは珍しいことではありません。

親御さんはとってもびっくりされますが、私たちにとってはそれほど驚くことではないです。

 

皆さんのお子さんは歯がしっかり揃っていますか?

小学生のお子さんであれば、レントゲンを撮影すると歯が揃っているかどうかはおおよそ分かります。

気になる方はかかりつけの歯科医院で聞いてみてくださいね。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

Share

SEARCH

CATEGORY

ARCHIVE