BLOGしょう先生のブログ
こんにちは!今日もお越しくださり、ありがとうございます。
先日、「乳歯がまだ結構残っているんだけど、矯正相談って早いかな?」と相談を受けました。
矯正相談は乳歯が残っている状態でも大丈夫ですよ。
矯正治療には大きく2つの段階がある
矯正治療には大きく分けて2つの段階があります。
私たちは「1期治療」と「2期治療」と呼んでいます。
1期治療では、あごを広げて、歯が入るスペースを作る治療を行います。
初めて聞かれる方はピンと来ないかもしれませんので、もう少し詳しく説明しますね。
1期治療では、あごの骨を広げる
どうして歯がガタガタになるのでしょうか?
それは、歯が植えられている土台(あごの骨)の大きさと、歯の大きさのバランスが取れていないからです。
あごが小さいのに歯が普通サイズだったら、歯が並びません。
そこで、あごの骨を広げるのが1期治療です。
広げられるのは、成長期前のお子さんだけ
あごの骨を広げることができるのは、成長期前のお子さんだけです。
そのため、1期治療ができるのは小学校の低学年ぐらいが適齢期となります。
お子さんの成長スピードには個人差がありますので、適齢期は前後します。
小学校低学年は、まだまだ乳歯が残っている時期です。
前歯が少し生え変わり始めたころ、そして6歳臼歯と呼ばれる奥歯が生えてきたころ。それが1期治療の適齢期となります。
つまり、乳歯が残っている段階で矯正相談に行くと、あごの骨を広げることができるかもしれないのです。
いかがでしたか?1期治療は適齢期を過ぎると難しくなります。
矯正相談のタイミングに迷ったら、いつでもお気軽にご相談くださいね。
早すぎて困ることはないですが、遅いとできないことがあります。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!