BLOGしょう先生のブログ
先日居酒屋で、たまたま居合わせた人とお話をする機会がありました。
何度か会ったことのある方でしたが、お話しするのは初めてでした。
その方に「あなたにはぜひ幸せになってほしいから」と
いろんなアドバイスをいただきました。
人生の先輩にアドバイスを頂けることはなかなかないので、とてもありがたいことなのですが
アドバイスをされるたびに「あなたに幸せになってほしいから(言っているのよ)」と言われていました。
その方のお話をずっと聞いていたら、次第に
「あれ、私はそんなに不幸なのかな?」と途中からよく分からなくなってきました。
そして、だんだん悲しくなりました。
お酒の味も全然分からなくなりました。
感謝の気持ちで笑っていたかったけど、つらい気持ちが強くなって、
しんどくなってしまい、先に帰りました。
「幸せになってほしい」という言葉は、今まさに幸せな人には言わない言葉ですよね。
おそらくその方は純粋な気持ちで「幸せになってほしい」と声をかけてくださったのでしょう。
でも、私はその「幸せになる」の前提である「あなたは今幸せじゃないんだから」の方が気になって
しんどくなってしまったのです。
言葉って難しいな…と思います。
今回の出来事を振り返って、
今回は私が悲しい立場になりましたが、もしかしたら、
別の場面では私が相手を傷つけていることもあるかもしれません。
今回の学びを胸に、患者様との会話、友人との会話に活かしていきたいと思いました。
みなさんはこういう経験、ありますか。
またいつか、教えてくださいね。