BLOGしょう先生のブログ

やめられない習慣をやめるには

先日実家に帰ったのですが、両親が「最近は面白いテレビ番組がない」と嘆いていました。

一生懸命テレビの番組一覧を眺めて、面白そうなタイトルを探していました。

面白くないなら観なければ良いのにと思うのですが…

何か面白いテレビがないかと録画機能を駆使してたくさんの番組を録画し、観ているようです。

それが習慣になってしまっているのですね。

 

何かを習慣にする、例えば「朝1時間勉強する」という習慣を身につけるのは大変です。

そして逆に「テレビを観る」という習慣を止めることも大変です。

どうしたら習慣をやめられるのでしょうか。

私は一人暮らしをしていた時に「地デジ化」を経験しました。

今の若い人たちはご存知ないかもしれませんね。

2011年に地上アナログ放送から、地上デジタル放送に切り替わりました。

それに伴い、古いテレビでは番組が観られなくなったんです。

そこで、私はテレビが観られなくなったんですが、

別になくても生活に支障がなかったため、

1年ぐらいはテレビなし生活をしていました。

その後テレビは買ったのですが、そのテレビも今から数年前に壊れました。

その頃はコロナ真っ只中で

テレビをつけてもネガティブな言葉ばかりだったんです。

それで、このままテレビを観ていても良いことはないなと思い、手放しました。

それ以来テレビなしの生活を送っています。

 

テレビってなければないで問題ないんですが

テレビがない生活をしたことがない人には

「そんな古代人みたいな生活して大丈夫?」

と心配されたことがあります。

 

現代人として、テレビは絶対に必要だと思い込んでしまっているのですね。

そのぐらい強固な習慣になっているんです。

このような習慣を止める際にはどうしたら良いか知っていますか?

いろいろな方法が提唱されていますが

私が効果的だと思ったのは、「その習慣をするための手間を1つ増やす」という方法です。

例えばテレビを見ないようにしたければ

・コンセントを抜く。

・リモコンを箱の中に入れる。

・リモコンの電池を抜いてしまう。

などがあげられます。

こうすることで、1手間増やさないとテレビを見ることができなくなります。

 

コンセントをさす時間なんてほんの数秒なんですが

その時に思い出すんです。

「どうしてコンセントを抜いたのか。」

その数秒で、再度自分に問いかけます。

「私は本当にテレビが見たいのか?」

そう考えると実は、そうでもなかったりするんですよね。

 

こうやって、習慣をやめることができるわけです。

もちろんそれでも観たいと思う番組は

コンセントをさしてでも見たら良いわけです。

習慣の問題といえば、歯科医師として

タバコがやめられないという方とよくお話をします。

 

タバコの難しいところは、すぐに手に取れるところにあること。

スーツのポケット、カバンの中。

どのお菓子よりもアクセスしやすい場所にあります。

 

「本当に吸いたいのか、脳が中毒になって吸わされているのか?」

そんなことを考える暇もなく

簡単にアクセスできるところにあるから

習慣をやめられない方が多いのではないかと思います。

 

みなさんは、何か止めたい習慣がありますか?

もしあるならば、「その習慣をするための手間を1つ増やす」方法を試してみてくださいね。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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