BLOGしょう先生のブログ
歯磨きの指導をする時に、よく言われることがあります。
「歯ぐきから血が出てくるので、磨くのをやめていました。」
「歯ぐきから血が出るので、磨かない方がいいのかと思っていました。」
歯ぐきから血が出るときは、磨かない方が良いのでしょうか?
結論から言いますと、歯ぐきから血が出ているときも、歯磨きをやめないでください。
基本的に歯磨きができていない部分の、歯と歯ぐきの境目から出血しています。
その部分を優しく、細かく磨くことで、だんだん出血はなくなっていきます。
お子さんは血が出ている部分を磨くと嫌がるかもしれません。
その時は、「バイキンさんがいっぱいいるから
ちゃんと取ってあげないと、明日もっと痛くなっちゃうかもしれないよ~」
って、語りかけてみてください。
そして、痛くない範囲で、優しく磨いてあげましょう。
もちろん、タワシみたいな硬い歯ブラシで思いっきりゴシゴシ磨いているとか
口内炎ができているとか
全身的なご病気があって、血が止まりにくいとか
そういう特別な場合は話が変わりますが
ほとんどの方(特に矯正治療中の方)は、歯磨きの不足が原因と思われます。
しっかり歯を磨きましょう。
それでも血が出ているところを磨くのは心配!という方は、一般歯科にて診てもらってくださいね。
当院ではお子さんも大人も、矯正治療時に歯磨き指導を実施しています。
矯正で歯ならびがきれいになっても、歯磨きが上手になければ、将来虫歯になったり、歯周病になって、歯を長持ちさせられないからです。
しっかりきれいに磨けるようになって、歯を長持ちさせて、いくつになってもおいしいものを食べられるようにしましょうね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!!