BLOGしょう先生のブログ

前歯で物をかめない歯ならびについて(2)


おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。今日の記事は昨日の続きなので、まだ読まれていない方は昨日の記事から読んでくださいね。

【昨日の記事はこちら】前歯で物をかめない歯ならびについて(1)

前歯で噛めない=奥歯で噛んでいる

親知らずを除くと、上下の歯はそれぞれ14本あります。

本来であればそれぞれ14本の歯がまんべんなくかみ合っているのですが、前歯が噛めない方は、奥歯だけでかんでいます。例えば、右の奥歯3本、左の奥歯4本だけがかんでいる場合、左右合わせて7本の歯が噛んでいると言えます。

奥歯にかかる負担は2倍

左右合わせて7本しか噛んでいない場合、単純に考えて14本の歯で噛んでいる場合の半分しか噛める場所がありません。

噛める場所の数に関係なく、噛む力は歯にかかります。

かむ力に関しては諸説ありますが、少ない説でも、その患者さんの体重ぐらいは歯にかかると言われています。

仮に、体重70kgの人であれば、70kgの力が歯にかかるということです。

14本の歯で噛んでいる人の場合、1か所につき5kgの力がかかりますが、7本の歯で噛んでいる人の場合は、1か所につき10kgの力がかかってしまうということです。つまり、2倍の力がかかってしまいます。

その結果、奥歯の負担が大きくなり、奥歯の寿命が短くなってしまいます。

歯を大切にするには、よく噛める状態を作ることが大切

今回は、単純なモデルとして書きましたので、厳密にはちょっと異なります。ただ、歯の当たる数が少ないと、1本の歯が受ける力は大きくなってしまうこと、イメージとしてご理解いただけたかと思います。

歯を大切にするため、歯を長持ちさせるためには、よく噛める状態の歯をたくさん作ることが大切です。

時々、歯が多い方が良いのですか?矯正で歯を抜くことは良くないのですか?と聞かれるのですが、噛めない歯はたくさんあっても同じです。八重歯が残っていても、反対側の歯と噛んでいなければ、噛んでいる歯が受ける力は大きいままですので、噛める歯をたくさん作ってあげることが重要です。

噛める歯を多く作るために、何本か歯を抜かなければならないことがあるということは、知っておいていただければと思います。

いかがでしたでしょうか。今日は少し算数の話といいますか、数字が多くて難しかったかもしれません。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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