BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
月~土曜、毎朝7時に更新中の、しょう先生のブログです。
主に歯の話を書きつつ、その他徒然なるままに綴っております。
さて、今日は、3歳から矯正治療を始めることがあるのか?ということを書きます。
※今日のブログの中には、歯ならびのアップ写真が2枚載っています。気持ち悪いものではないですが、苦手な方はお気をつけください。
※本日の記事は、患者様および保護者の方のご協力を得て掲載しております。画像の無断転載・無断使用を固く禁じます。
※Unauthorized copying prohibited.
基本は、小学校低学年から
矯正治療は何歳からするものなの?と聞かれたら、基本的に
「小学校低学年から」とか、
「1年生から」あるいは
「6歳ぐらいかな」と答えるようにしています。
実際ほとんどの方が、一番歯ならびがきれいに治るのは小学校低学年ぐらいから矯正を始めた場合です。
早すぎても治療期間が長くなるだけですし、遅すぎると顎の骨の成長をうまく使えなくなります。
例外がある
ただ、一部例外があります。
それが「受け口」の治療です。
受け口のお子さん、とは、こんな歯ならびを指します。
下の前歯が、上の前歯よりも、前に出てしまっている状態。
これを、「受け口」と言います。
この状態が見られる場合は、できる限り早い段階、3歳~6歳の間での介入が望ましいと私は考えています。
ムーシールドを使うと
この状態の3歳から6歳のお子さんにムーシールドを使うと、効果が出た場合はこんな感じに変わります。
このお子さんは4か月ほどかかりましたが、前歯のかみ合わせが改善しました。
見た目が全然違いますよね。
この時期を逃すと、長期化する
えっ、たったの4か月で治るの?と思われた方も多いかと思います。
この最適な時期に頑張ってくれた子は、早期に改善する確率が高いです。
※ただ、もちろん例外はありますので、全てのお子さんがこのように改善するわけではありません。
「もしかしたら生え変わるときに治るかも」と治療を渋る方もいらっしゃるのですが、この時期に治療することは大変大きな意味を持ちます。
ぜひ、前歯が反対の場合は、お近くの矯正歯科で相談してみてください。
ムーシールドに関しては、たくさん記事を書いています
適切な時期にこの情報を得られる方が増えたらいいな、と思って、ムーシールドに関する記事をたくさん書いています。
おすすめ!ムーシールドをもっと詳しく知りたい方へ、実際に矯正装置を付けたお子さんの写真も載せています。
ムーシールドがうまくできなくて悩んでいる方へ
第25回【あきらめないで】ムーシールドを外してしまいます【矯正コラム】
第26回【あきらめないで】ムーシールドをつけるとよだれまみれになります【矯正コラム】
ムーシールドは親の心構えが大切です
第58回【親の心がけ】ムーシールド治療で効果が出る人、出ない人【矯正コラム】
ぜひ、読んでみてくださいね。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!!