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第104回【知らないと危険】乳歯が全部虫歯になる?危険な子育て法【矯正コラム】

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。

今日は、ほとんどの人が知っている、でも、知らないと大変なことになる、危険な子育て法について綴りたいと思います。

 

 

哺乳瓶に入れる飲み物は?

みなさん、子育て中に哺乳瓶にどんなものを入れていますか?

ミルクはもちろん、その他の飲みものを入れて飲ませることはありませんでしょうか。

お水・お茶・ジュース・炭酸飲料・スポーツドリンク…いろいろな飲み物がありますよね。

その中でも、なんとなく子どもに良いような気がして、スポーツドリンクを入れていらっしゃる方が、時々いらっしゃるんです。

 

 

スポーツドリンクの危険性

実はこのスポーツドリンク、たくさんの糖分が含まれています。

小さなお子さんが哺乳瓶に入っている飲み物を、いつでも、好きな時に、好きなだけ飲ませる、というのは非常に危険です。

お砂糖が常に口の中にたまっているようなもので、虫歯を誘発してしまいます。

 

【関連記事】第57回【イメージに注意】スポーツドリンクと歯の関係性【矯正コラム】

 

 

その他の飲みものも!!

もちろん、ジュースや炭酸飲料、乳酸菌飲料なども大量のお砂糖が入っています。虫歯の原因となりますので、気をつけましょう。

 

【関連記事】第90回【クイズ】飲み物に含まれているお砂糖の量は?【矯正コラム】

 

 

全部の歯がボロボロに…

スポーツドリンクをはじめとする糖分の多い飲み物を常時摂取していると、乳歯のほぼ全ての歯が虫歯になってしまう、という現象が起こりえます。

これを「ランパントカリエス」と言います。

「ランパント」を辞書で調べたら、「激しい」とか「流行する・はびこる」という意味のようです。

 

このランパントカリエスは、令和の時代、決して多い頻度の病気ではありません。

当院の患者様でもランパントカリエスの方はいらっしゃらないので、お見せできる写真はないのですが、インターネットで検索していただくと画像が出てくると思います。

 

なかなか衝撃的です。

 

 

哺乳瓶にはお水やお茶を

ランパントカリエスにならないように、もし、哺乳瓶に何か飲み物を入れるのであれば、お水やお茶を入れるようにしましょう。

お水やお茶には糖分は含まれていませんので、虫歯のリスクにはなりません。

 

たまに間違える方がいらっしゃいますが、「ストレートティー」と銘打った紅茶には、お砂糖が入っている場合があります。

「無糖」と「ストレート」は違いますので、気を付けてくださいね。

 

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

 

 

 

 

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