BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は、昨日の記事の続きです。
【昨日の記事】第111回【せっかくの矯正が台無し?】後戻りって何ですか【矯正コラム】
矯正後に歯を後戻りさせる習慣
矯正治療後に後戻り防止装置(リテーナー)をきちんと使わなければ、後戻りすることは前回の記事で説明しました。
でも、後戻りを誘発するのはそれだけではないんです。
日常生活の習慣によって、後戻りすることがあります。
例えば、こんなことが挙げられます。
頬杖をつく
頬杖をつくことによって、歯の外側から内側に向かって力が加わります。
もちろん一瞬頬杖をつくぐらいでは変わりません。
しかし、いつも仕事中に同じ腕で頬杖をついていたりすると、そちらの歯が内側に押されて後戻りすることがあります。
頬杖を癖にしている方はやめるようにしましょう。
口をあけっぱなし
せっかくきれいな歯ならびにしても、口をあけっぱなしにしていると、前歯は自由に動くことができます。
具体的には、出っ歯になりやすいです。
寝ているときは難しいと思いますが、せめて起きているときは口を閉じる意識をしましょう。
口を閉じておけば、お口から飛沫が入らないという効果もあるので、感染対策の観点からも、おすすめです。
歯は、バランスが良いところに収まります
私たちの前歯は、唇と舌の間にあります。
この唇と舌というのは、どちらも筋肉です。
前歯は唇の筋肉と舌の筋肉でサンドイッチされた状態なんですね。
例えばBLTサンドを立てて置いた状態にしておいて、前のパンを取り除いたら、具材はどうなるでしょうか?
きっと、ベーコンやレタスは前に倒れてきますよね。
反対に後ろのパンがなくなったら、後ろに倒れるはずです。
歯も同じです。
唇か舌、どちらかの筋肉が作用しなくなると、その力がかからない方へ傾いてしまいます。
その結果、ガタガタが再発します。
なので、正しい筋肉のバランスを保つことが重要だと、今の医学では考えられています。
もちろん、加齢変化もあります
筋肉に関係なく、年齢的な変化はもちろんあります。
特に下の前歯は、加齢変化でガタガタが強くなってくる方は多いです。
でも、それは仕方のないことです。
防げないものは仕方がないとして、防げるもの、つまり良くない習慣などはできるだけしないように、気を付けてみましょう!!
今日もお読みくださり、ありがとうございました!
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