BLOGしょう先生のブログ

第30回【シンプル】やりたいことを叶えるために大切なたった1つのポイント【人生の気づき】

おはようございます。今日は、矯正コラムではなく、人生の気づきコラムです。

全く歯科には関係のないコラムなのですが、こっそりと愛読してくださっているお母さまもいるようで、「実は人生の気づきが好きやねん」と言われるたびに、嬉しくなっております。

それでは今日も、お楽しみください。

 

 

ある日、スタッフとのエピソード

「先生!私、いつかこの割引チケット使おうと思って、いつもお財布に入れてるんです」

スタッフがとっても嬉しそうに私に話してくれました。

 

チケットとは、マッサージの割引チケットのことです。

当院では、スタッフへの福利厚生として、マッサージの割引チケットを配布しています。

 

歯科医師、歯科衛生士は、腰痛に悩む者が多く、私もその内の1人です。

定期的に体のメインテナンスをしておかないと、歳とともに悪化してしまいますので、少しでもその支援ができればと思い、この制度を導入しています。

 

スタッフはこのチケットをとても喜んでくれて、ずっと財布に入れていると私に報告してくれました。

とっても嬉しかったのですが…

私は一抹の違和感も覚えました。

 

 

財布に入れても、マッサージには辿り着けない

マッサージのチケットを使いたいのなら、まず、予約をしなければなりません。

お財布に入れていても、マッサージには行けないんですよね。

合格祈願のお守りをカバンに入れても、勉強しなければ合格しないのと同じです。

 

マッサージを受けるために必要なのは

1)スケジュール管理(調整)

2)予約

この2ステップだけなんです。

 

 

「いけたら行く」は「行かない」と同じ

ところで、関西では、「いけたら行くわー」という方言?方便?があります。

(関東でも使うのでしょうか?)

 

この言葉は「予定が分からないけれど、もし何も予定がなかったら行くね」という場合にも使えますし、「なんとなく『行かない』とお断りするには忍びない」という場合に、お茶を濁すような効果もあります。

 

どのような意図で使ったとしても、総じて言えることは

A)心から行きたいことには使わない

B)基本的に行く可能性は限りなく低い

言葉なんです。

 

本当に行きたければ、スケジュールを調整しますよね。

そして行けるなら必ず行きますし、無理なら断念します。

本当に行きたい場合は、結論がはっきりしているわけです。

 

行けたらいくって、すごく便利な言葉ですが、実質「行きたくない」という深層心理の表れではないかと、私は思います。

 

 

時間ができたら行くんだよ!

「いやいや、ちょっとそれ間違ってるよ!きっとスタッフさんは、今は時間がないから財布に入れているだけで、時間ができたらマッサージに行こうと思ってるんだよ!」

 

そんな声が聞こえてきそうです。

確かに、それはそうかもしれません。

 

ただ、そう考えられるならば、もう1つ質問します。

 

「もし今、時間ができたらしようと思っていることは、何ですか?」

 

もし時間ができたら…

・いつもできていない換気扇の掃除をしたい

・お洋服の断捨離もしなきゃ

・そういえば買いに行きたい物があったわ

・先に子どもたちの破れたズボン直さなきゃ

・ずっと手付かずのお料理のお勉強もしたいわね…

 

いろんなやりたいことがたくさん、チリのように積もっていませんか?

 

その状況で、いつ時間ができるのでしょうか?

 

 

いつするのか決まっていない「やりたいこと」が叶うことはない

いかがでしたか。

皆さんは、やりたいこと、ありますか。

 

やりたいこと、行きたい場所、食べたい物、会いたい人。

大きなことから小さなことまで「いろいろなやりたいこと」があると思います。

 

それを叶えるには、とても簡単なルールがあります。

 

「いつやるか、決めること」です。

 

塾講師の林修先生は「いつやるの?今でしょ!」で一世を風靡しましたよね。

林先生が「今やりなさい」と言っているのは、「食べたい物があるなら、今すぐ食べなさい」ではないと思います。

「食べたい物があるなら、今すぐ食べられるようにスケジュールを管理して、食べに行けるように計画を立てなさい」ということなのではないかな?と私は思っています。

 

実行するのが今すぐでなくても、計画を立てる。

これが、やりたいことを叶える、簡単で大切なポイントなのではないかな、と思います。

 

 

それでも、スケジュールが調整できなかった

もし、いざスケジュールを調整しようと思って行動しても、行ける日が見つからなかったら。

それは「そこまで行きたいものではなかった」可能性もあるんじゃないかな、と思います。

 

スケジュールを一生懸命調整してまで実行したいと思えるほどの、魅力あることではなかった、ということです。

 

もしそうなのであれば、潔く「やりたいこと」のリストから切り捨ててしまうのも、良いのではないかなと思います。

本当に自分がやりたいことを見失わないように、小さな「やりたいこともどき」は断捨離をしていく。

それにより、心のゆとりも出てくるのではないかと思います。

 

 

今日もお読みくださり、ありがとうこざいました!

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