BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は、大学生が矯正治療を始める際の注意点を3つ、ご紹介します。
1)大きなイベントが多い
まず1つ目に、大学生はイベントが多いということです。
例えば成人式。成人式は一生に1度ということで、きれいなお洋服を着て写真を撮る女性が多いかと思います。
また、就職活動も将来を決める1大イベントですね。
近年は矯正治療に対するネガティブなイメージはほとんどなくなっており、矯正治療と採用には関係がないと思われるのですが、就活中の大学生にとっては気になるのかもしれません。
アルバイトも、職種によっては矯正器具がつけられなかったり、矯正器具が目立って嫌だと悩んでいる方もいらっしゃいました。
仕事と矯正は、基本的に関係がないはずですが、矯正をしている本人が気にすることがあるようです。
あと忘れがちなのは、留学です。
2週間から1か月程度の短期留学であれば何の問題もありませんが、長期留学となると話は変わってきます。
矯正治療中に留学は難しいので、留学後の治療開始を検討しましょう。
(ただ、帰国後は就職活動などが迫ってきますので、それらも合わせて矯正開始時期を検討しましょう!)
2)「忙しい」は大学生が最もよく使う
矯正治療をしていると、すぐに予約を変更したり、当日にキャンセルしたり、とにかくバタバタしているのが大学生です。
おそらく、子どもの頃のように親が予定を管理することがなくなり、自分でスケジュールを管理するようになってまだ日が浅いため、うまくタイムマネージメントができていないのでしょう。
久々に来て、どうしたの?って聞くと、ほとんどの大学生が「忙しくて…」と言います。
社会人になると、自分で管理ができるようになるので、きちんと矯正治療にも通えるのでしょうね。
大学生の方は、自分が矯正を始める前に、きちんと通えるのかどうか、しっかりとご検討ください。
3)親子関係
大学生では、親と子の関係がかなり多様化します。
完全に独立している子もいれば、まだまだ依存している子もいます。
過去には「お母さんと一緒じゃないと歯医者に行けない」という大学生の男の子がいました。
お母さんは自分で電車乗りなさいって励ましてましたが、ちょっとこちらとしては複雑な心境でした。
また、費用面でもお子さんがアルバイトをしたお金で矯正治療を受ける子もいれば、親のお金で全部治療を受ける子がいます。
成人になれば矯正治療に関する契約は1人でできるのですが、費用を親御さんが負担される場合などは、やはり治療方針の説明などは親御さんにも同席していただくことが望ましいでしょう。
また、費用をお子さんご自身が出す場合でも、矯正治療は永久歯を抜いたりする場合があります。
体への侵襲がありますので、できれば親御さんに同席していただきたいなと思います。
いかがでしょうか。ご参考になれば幸いです。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!
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