BLOGしょう先生のブログ

第157回【お願い】診療時に私が気を付けていること・患者様に気を付けていただきたいこと(前編)【矯正コラム】

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。

今日は診療時に私が特に気を付けていること,そして、患者様に気を付けていただきたいことについてお伝えします。

 

 

患者様をお待たせしない

私が普段の診療で、特に大切にしていることが、予約時間通りにお越しいただいた患者様をお待たせしない、ということです。

完全予約制で、患者様も時間に都合をつけて来てくださっているわけですから、予約時間には診療室にご案内して、治療を始めたいと思っています。

患者様の習い事やお仕事の都合を考慮し、そのご都合に支障が出ないよう、取り組んでいきたいと考えています。

 

 

診療中の予想外の出来事はつきもの

とはいえ、診療中に予想外のできごとはつきものです。

例えば、予定通り順調だろうと思っていたのに、お口の中の装置が全然はまっていないとか。

お子さんがご機嫌斜めで口をあけてくれないとか。

あとちょっとで治療が終わるという時になって、矯正装置が外れてやり直し…とか。

 

そんな時、私の脳内には「運命」の曲が鳴り響きます。

急いでその後の患者様の計画を練り直しながら、目の前の患者様の治療にも全力を注ぐという状況になります。

 

 

診察時間は長めにおさえています

少しであれば予想外のことが起こっても対応できるように、患者様お1人当たりの治療時間は他の歯科医院よりも長めに設定しています。

ギリギリ終わるであろう時間を設定して、ぎゅうぎゅう詰めの予約にしている医院もあります。

でも、それではお待たせする確率が上がるため、予約は余裕を持った組み方にしています。

 

 

患者様にお願いしたいこと

予約時間に余裕を持たせているので、少々の遅刻でもお断りすることはありません。

治療はできます。

 

しかし、遅れて来られる方は毎回のように遅刻されます。

さて、患者様が遅れてくると、どうなると思いますか。

 

 

次の患者様に迷惑がかかる

患者様が遅れてくると、次の患者様に迷惑がかかります。

10分遅れてきた患者様に対して、治療内容を5分短縮したとします、それでも予定を5分オーバーします。

そうなると、次の患者様でも5分短縮することになります。

 

次の患者様は時間通り来ているにも関わらず、最高の治療が受けられないということになるんです。

 

「いやいや、遅れてきたのはその前の患者なんだから、前の患者で調整してくれよ!!」と思われるかもしれません。

それはごもっともなご意見なのですが、残念ながら遅れて来られたからと言って、全ての治療が遅れられた時間分短縮できるわけではありません。

 

どうしても、次の患者様に影響してしまうんですね…

遅刻時間が大きければ大きいほど、それ以降の患者様複数名に影響がでてしまいます。

 

 

院長含め、スタッフが疲弊する

患者様が遅れて来られた場合、私はその患者様の治療をどこまで進めるかを考えます。

大前提として、遅れて来られた方でも、きちんと最後までできることをしてあげたい気持ちがあります。

そうなると、1つ1つの処置内容をスピードアップする必要が出てきます。

スタッフも一気にペースアップします。

それによる集中力の消耗と疲労が、半端ないんです。

住宅街にある1車線の道路を歩いて通るのは苦痛ではないですが、自転車で走るとなると少し周りを警戒しますよね。

さらにバイクで駆け抜けてって言われたら、交差点での飛び出しなどを警戒しつつ急がなければならなくなり、めちゃくちゃ神経を使いますよね。

それに似ています。

 

 

まとめ

私たちは、治療を時間通りに進められるよう、努めております。

患者様には、私たちの方針にご理解いただき、遅刻をしないでいただきたいと、切に願っております。

遅刻は、遅れた当人、私たち治療者、次の患者様、誰にとっても何1つメリットがありません。

ぜひ、治療開始5分前には診療所へお越しください。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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