BLOGしょう先生のブログ

第242回【矯正コラム】受験が終わってから矯正治療を始めた方が良いですか?

こんにちは!今日もお越しくださり、ありがとうございます。今日も受験に関連したお話をしますね!

 

 

受験が終わってから矯正?

受験に注力しているお母さまから「受験が終わってから矯正治療を始めようと思っているんです…」とよく言われます。

受験の時は勉強に集中する、それはとても良い考えだと思います。

 

ただ、1つだけお母さまにもお考えいただきたいことがあります。

 

 

入学後の生活ってどうなるんだろう?

お母様には「お子さんの受験後の生活は激変する」ということも考慮に入れていただきたいのです。

 

例えば、中学受験が終わって、晴れて中学生になったとしましょう。

中学生になると、部活が始まります。

初めての上下関係ができ、大きなストレスがかかる子もいます。

 

また、思春期特有の反抗期に入る子もいます。

親のコントロールが利かなくなることもあります。

 

受験をしたお子さんは電車通学を始める子もいるでしょう。

帰りが遅くなるかもしれません。

受験でハイレベルな学校に入ったとしたら、さらにその勉強についていくために、また塾に通わないといけなくなるかもしれません。

 

 

生活リズムが落ち着いた時期は、矯正にも良い

そういったさまざまなことを考えると、ある意味受験生の間というのは勉強だけに集中している「生活リズムが落ち着いた時期」とも言えます。

矯正治療に取り組むには、悪い時期ではないのです。

 

 

お子さんの性格や、ストレス耐性も含めて考えましょう

もちろん受験は1発勝負なので、ストレスが大きい時期と捉えることもできます。

考え方はそれぞれのご家族によりますが、受験後の生活まで視野を広げてお考えいただくのも、悪くないと私は思います。

 

 

前回の記事でも少し触れましたが、受験直前に矯正を開始することはお勧めしません。

ただ、受験前から矯正治療をしているようであれば、それほど受験に悪影響はないと思います。

 

ご参考になれば幸いです。今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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