BLOGしょう先生のブログ
「昔から思ってたんやけど、お兄ちゃん
人の言うこと否定しないよね。」
妹にこんなことを言われました。
私はそんなつもりは毛頭なくて、違うと思った時は
はっきり言っていると思っていたのですが
どうやらそうでもないようです。
ぼんやりとその時のことを考えていたら
昔の話を思い出しました。
もう5年以上前の話ですが
スタッフにこんなことを言われたことがあるんです。
「先生が『そっか…』って返事をされる時は
そうだと思ってない時です。」
どういう意味か分かりますか?
例えば、あなたが朝ごはんは
和食が好きだったとします。
そんなあなたに、友人が
「朝ごはんはパンがいいよね」という話を
したとします。
その時に「いやいや、朝はごはんでしょ」と答えると、
対立の関係になります。
でも「そっか…」と答えることで
対立の関係にはならないわけです。
相手の話を否定しない。
ただ、朝食の問題であればそれで良いのですが
お仕事のこととなるとそのままではだめなので
「そっか…」と相手の話を一旦受けいれた後で
次の「議論・討論」に進むわけです。
この段階を1つ挟むだけで
相手の印象はかなり変わるのではないかと思います。
このお仕事を始めて
本当にたくさんの人とお話をしてきました。
歳を重ねるごとに
仕事関係以外でもたくさんの人と出会いました。
そんなたくさんの人に色々な説明をした時に
何でもかんでも
すぐ「私の意見」を伝えてくる人がいます。
「私はこう思う。」「私はこうだった。」
自分の意見を言うことは
とても良いことだと学校では教わってきたので
優秀な人ほど、この傾向は強いように思います。
ただ、その自分の意見を伝える前に
まずは相手の意見を受け入れること。
それが大切なのではないでしょうか。
もしあなたの意見と
話し手の意見が対立していなくても
あなたが同じ意見ではなかったら
話し手は違うと言われているように感じてしまいます。
そして、それ以上は
あなたと話したくなくなってしまうかもしれません。
そんなことって、悲しいですよね。
まずは受け入れる。
どうしてそう言っているのか、考えてみる。
そんなコミュニケーションが良いのかなと思います。
みなさんはどう思われますか。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!