BLOGしょう先生のブログ

家庭教師をして気づいた、継続できない人の2つの特徴

お子さんが継続して勉強しないことや

せっかくやる気を出したご自身のダイエットなどが続かないことで

お悩みの方はいらっしゃいませんか?

 

私は大学生の時にアルバイトで家庭教師をしていたのですが

何かを続けられない人には

2つ、足りない力があるように思いました。

まず1つ目は「予測力」の欠如です。

勉強が苦手な人って、「計画性がない」と言われますよね。

確かに計画性はとても大切なんですが

じゃあ計画を立てたら良いのか?というと、そうではありません。

 

もう1段階深掘りしないといけません。

それが、予測性。

 

確かに計画を立てるのは大事です。

ただ、計画を立てる時に

・急に友達から遊びに誘われるかも

・もしかしたら体調を崩すかも

という予期せぬ出来事が起こらない前提で

ぎちぎちの計画を組んでしまう子が多くいました。

 

社会人にもなれば自分と向き合って

急なお誘いを断ることもできますが

小学生や中学生であれば

急に友達に遊びに誘われたら

行きたくなりますよね。

(社会人でも断れない人もいますね。)

 

そのお誘いがあった時に行けるように

計画を組むことが大切です。

 

親御さんが「うちの子は成績が悪いから」と

夏休みの勉強のスケジュールを

朝から晩まで詰め込んでしまったり

お子さん自身が「頭が悪い」とすりこまれて

計画表に【ご飯以外は勉強時間!】みたいな

修行僧のような計画を立ててしまったり…

そういう計画は結局達成できないんです。

 

そして、できなかった結果、劣等感と罪悪感が残る。

そしてまた、私は頭が悪い、と思ってしまう。

これではせっかく計画を立てても台無しです。

 

目の前の一瞬だけを考えるのではなく

長い目で見て、自分に合ったゆとりを持った計画を

立てることが大切だと私は思います。

もう1つの足りない力は「余分にやる力」

大きくまとめたら

1つ目の予測力にも繋がることなんですが

何か不測の事態が発生して勉強ができなくなることもあれば

逆にすごく集中できて

予定していた以上にできることもあると思うんですよね。

あるいは、「もうちょっとやりたい!」と思うことがあるかもしれません。

 

家庭教師をしていて、この「余分にやる力」があった子は

本当に少なかったです。

 

例えばテレビゲームが好きな人だったら

「次のセーブポイントまでやっておこう!」とか言いますよね。

漫画が好きな人だったら

2巻の最後まで読んじゃおう!とか。

 

でも、勉強だとそういう行動を取る子がいません。

勉強になると時計ばっかり見ていて、定時になったら終わり。

 

もちろん、勉強大好き!って子が少ないから

毎回余分にやることはないのかもしれませんが、

それでも「もうちょっとやろうかな」と思えた日は

絶対もうちょっとやったほうが良いのです。

 

そして、その余分にやった分があれば

別の日に急な友達のお誘いがあったとき

気兼ねなく参加できます。

 

つまり、勉強にも備蓄(ストック)があればいいんですよね。

勉強の在庫がない状態で、目の前の楽しいことだけに流される。

それでは、継続力は身につきません。

継続力を身につけるために

1)予測力を養う。

2)余分にやる力を育てる。

 

具体的には勉強ができない日を予測して、予備日を設ける。

そして気持ちが乗った日に、先に2日分やってしまう。

 

勉強のストックをしておくことで

不測の事態で一旦継続が切れてしまっても

気持ちよく再開することができます。

 

英語や資格の勉強、ダイエットなどでも同じです。

できないかもしれない日があるなら

できる日に予め2倍やっておけば良いのです。

(ダイエットなどの場合は、健康を害さない範囲でしてくださいね!!)

 

継続できずにお悩みの方は、ぜひ、お試しください。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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