BLOGしょう先生のブログ

患者さまとのお話を見直すきっかけをくれた営業マン

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。

営業マンから学んだこと

先日、ある営業の方が当院に来られました。最初は半信半疑でしたが、とても魅力的なサービスを提供されており、これは検討の価値があるかな、と考え始めました。

ただ、いくつか気になる点がありました。

①数字のデータに乏しい

例えば、「今、お客様からこんなお声が上がっていますので、このサービスを導入すれば成功します!」と仰るのです。

そこで私が「では、どんなアンケートをして、何人ぐらい、あるいは何割ぐらいそのお声が上がっているのですか?」と聞くと、「それは分からないんです」と言われるんです。

ということは、そういうお声は100人かもしれないし、1人かもしれないんですよね。

②即断を迫る

そのサービスは、私には高い値段のものでしたので、一度検討させてくださいとお伝えしたところ、「いつまでですか?」と詰められました。きちんと理由を説明した上で、数ヶ月の期間を提示しましたが、

「それまで待ってたら、他の医院が契約してしまうかもしれませんよ。」とおっしゃいます。

たしかにそうかもしれませんが、不動産でもよくあるこの脅しが、私はすごく嫌なんです。急激に冷めました。

「そうですね…そのときは、縁がなかったということですね。」とお伝えしました。

他にも書き続けると、たくさんあるのですが、最終的にお断りすると決めた理由はこれでした。

③自分の言いたいことだけ言う

私からの質問に対して、その場で答えられないものに対し、「調べておきます」「調べてみます」「聞いてみます」という言葉を絶対に口にしないのです。即答できること以外は「分かりません」「お答えできません」しかないのです。

例え分からなかったとしても、顧客が質問したことに対して、調べるという選択肢はあっても良いのではないかと思いました。

最後に本日のまとめをメールで頂いたのですが、私から質問したことに関しては全く触れておらず、すでに用意されていた文章のコピーアンドペーストでした。コピーアンドペーストなので、文字の大きさがメールの本文と違うんですよね…

もうちょっと工夫して送ればよいのに。なんかいろいろ残念だなぁと思いました。

残念と感じた理由

今回の出来事は、すごく良い学びになりました。残念だなって思った理由を自分なりに突き詰めて考えてみたのです。

それは、「親身になっているかどうか」だと思いました。

私は営業のプロではないので、相手の嘘を見抜く力はありません。でも、とりあえず契約を取れたら、というスタンスで小手先の心理学的テクニックを使われても、なかなか心は動きませんでした。

たとえ嘘でもよいので、親身になって一緒に考えてくれる、そんな営業の方でしたら良かったのにと思いました。

自分の対応を振り返って

今回の経験をふまえ、自分が患者様にどのような対応をしているか、見直しました。

特に気をつけるべきことは、「自分の言いたいことだけ言ってないか」ということ。

患者様の抱える不安な気持ちや疑問点に、きちんと寄り添えているか。

矯正相談の場合時間制限があるため、すごく難しい課題です。でも、常に頭の中に入れて、お話をするよう心がけたいと思いました。

ちなみに

最後はメールでお断りしました。

お断りした営業の方からの返信を読む限りでは、メールで私の名前も、私の医院名も間違っていて、それが契約に至らなかった原因だと思っておられるようでした。

私はそこまで器小さくないけどなぁ…と思いましたが、あえて理由を語る必要はないかなと思い、そのままにして、パソコンを閉じました。

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