BLOGしょう先生のブログ

矯正治療中にお母さんがやってはいけないこと第1位


おはようございます。

今日は、「おかあさんが子どもの矯正中にしてはいけないこと」第1位を書きたいと思います。

第1位:子どもにネガティブな質問を繰り返す

お子さんのことを心配するあまり、装置をつけた後に「どう?痛い?大丈夫?」と何度も聞くお母さんがいます。これが、ワースト1位です。

お子さんは何度も何度も聞かれると、意識が痛みの方へ向いていきます。そして、だんだん痛い気がしてきた…となります。痛い時はお子さんから痛いと言ってきますから、それまでは心広く見守ってあげてください。

うちの子は違う?

「でも、うちの子は自分から言わない子だから…」と思ったお母様!!イエローカードです!!

なぜ、お子さんは自分から言わないのでしょうか?我慢強いから?それもあるかもしれません。でも、「普段からお母さんが聞いてくれるから」自分から言わないだけかもしれません。

知らず知らずのうちに、自分で自分の言いたいことを言えない子、言わない子になっているかもしれません。何かを質問された時に、お母さんの顔色を見る傾向のあるお子さんは、特にこの傾向が強いのではないかと、個人的に感じます。

実際、お母さんがいない場所では、自分の言いたいことをちゃんと言える子が多いんです。でも、お母さんがそばにいると、お母さんの顔色を窺ったり、何も言わなくなったりしてしまいます。

こういった、お母さんの影響が強いお子さんの治療の過程で、なかなか難しいと感じることが多いです。

なぜなら、お母さんが「痛い」の方向へお子さんを誘導しているので、何度装置を付けなおしても、やっぱり痛くなるんです。

過去には「痛みノート」をお子さんに毎日書かせている方がいらっしゃいました。実際インターネットで調べたところ、慢性的な痛みのセルフケアに「痛みノート」を使うという方法があるようですので、それ自体が悪いものと言っているのではありません。

ただ、矯正治療に関する痛みに関して言えば、次第に収まっていく痛みなので、それを毎日記録するとなると、今日はどのぐらいの痛みかな?とあえて痛みを思い出させることになり、逆効果ではないかと思いました。

痛みが繰り返すようであれば、治療の装置を変えないといけなくなります。さらに、痛みが繰り返されることで、歯科医師への不信感も募ってしまったりするんですね…矯正治療は歯科医師とお母様の連携がとても大切なので、不信感が募ってしまうと、なかなか良い結果になりません。

「痛い?」など、お子さんにとってマイナスの言葉は繰り返し使わないようにしていただいた方が、結果的に早く装置に慣れるのではないかなと思います。

ポジティブな声かけを

私が今まで見てきて、素晴らしいなと思った親御さんの対応があります。

それは、「装置、かっこいいね!」とか、「装置きれいだね!」というポジティブな声かけをする親御さんです。子どももお母さんにそう言われると、まんざらでもない様子で、前向きになれます。

お子さんが装置が気持ち悪くて変なお顔をしていても、「ねね、名前言ってみて」と言っておしゃべりをさせます。装置が付いたばかりの日はしゃべりにくいので、ちょっと舌足らずな話し方になるんですね。

そのお話の仕方を見て、「いやっ、おもしろいやーん」と笑ってネタにする。すると、子どもも笑顔になる。そうやってポジティブに乗り越えていく方は、やっぱり治療も早く進むように感じます。

過度な心配はお子さんの不安につながります

「装置、痛くない?」の声かけの裏にあるのは「心配」です。お子さんはお母さんの心配を感じ取ってしまうと、楽しくなくなってしまうので、ポジティブな声かけをしてあげてほしいです。

例えば、幼稚園の子が遊園地に行って、メリーゴーランドに乗る前に

「どう?お馬さんいっぱいで怖くない?」

「ぐるぐる回るけど大丈夫?」

と言われるのと、

「わぁ!お馬さんがいっぱいで楽しいね!」

「お馬さんがクルクル回ってる!」

と言われるのと、どちらが楽しい気分になるでしょうか?どちらも同じ状況を説明していますが、お子さんが受ける印象が全く違いますよね。

もちろんリスクや痛みについて、把握することは大切ですし、気を配ることを忘れてはなりません。ただ、過度な心配はお子さんの気持ちを萎えさせるということを忘れないでほしいと思います。

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