BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。緊急事態宣言が出るのではないかと言われている今日、皆様いかがお過ごしですか。
今日はお子さんの仕上げ磨きについて、そのポイントを書きたいと思います。
仕上げ磨き、してますか?
みなさんお家にいる時間が長くなって、お子さんの仕上げ磨きをする時間が確保できるようになったご家庭も多いのではないでしょうか。仕上げ磨きとは、お子さんが歯磨きをした後に、親御さんがきちんとできているかをチェックすることを言います。
え?歯磨きは子どもに任せている?それは、虫歯へ一直線です!ぜひ、小学校高学年になるまでは、仕上げ磨きをしてあげましょう。
仕上げ磨きをするにあたって、やってはいけないことTOP3を考えてみました。
第3位:お子さんが寝る直前に仕上げ磨きをする
歯磨きには目を覚ます作用があると言われています。
私はこのことを学生時代に習わなかったので、働き始めてから知りました。本当かな…と思っていたのですが、確かに他のご家庭でお子さんの様子を見ていると、もうウトウトしていたちっちゃなお子さんが、仕上げ磨きをしたらまた走り回ったりするのです。
私は自分が学んだことではないので、これ以上深くは書きません。ただ、そういわれてみればわが子は夜中によく起きるな…とか、なかなか寝付かないな…と思われる親御さんは、ぜひ一度寝る直前ではなく、晩御飯のあとすぐなど、早めの歯磨きを実践してみてください。
さらに情報を知りたい方は、「歯磨き 睡眠」などでお調べいただくとよいかと思います。
第2位:歯磨き粉をつけすぎる
以前、友人の奥様がお子さんの歯磨きをしているのを見ていたのですが、口の中が漫画みたいに泡だらけになっていました。
そこで、歯磨きが終わってから、「歯磨き粉は米粒ぐらいで良いですよ」と伝えたところ、目がテンどころか、目が取れちゃうんじゃないかと思うぐらいびっくりされていました。
どうしてもきれいにしてあげたい気持ちから、歯ブラシの端から端まで歯磨き粉をつけてしまうお母さんは多いんですが、そんなにつけなくても大丈夫です。
例えば、こちらのライオン株式会社のホームページでは、実際につける量を年齢ごとに写真で示しています。ぜひ見てみてください。
もちろん、歯磨き粉によっても多少の違いはありますが、総じて少なめで良いということ、覚えておいてくださいね。
第1位:力が強すぎる
世のお母さま・お父様が陥っている歯磨きの失敗第一位がこれ!「力が強すぎる」です。
お子さんは大人に比べてとても繊細で、優しく触っているはずなのに、「イタイ」とか言いませんか?
それは嘘ではなく、お子さんにとっては強すぎる可能性があります。
お母さんは歯磨きするために子どもが動かないよう、足で子どもの両手を押さえつけて、口をこじ開けて…その時点でかなり力が入っています。全身に力が入った状態で歯磨きをするので、お子さんは痛いと感じてしまいます。
ちょっと弱いかな?と思うぐらいの優しい力で磨いてあげてください。
優しいってどのぐらい?というイメージがわかなければ、まずは「シャカシャカと音が鳴らないぐらい」でやってみてください。かなり弱い感じになると思います。
そのぐらいで大丈夫です。(実際には少し鳴りますが…)
お子さんももしかしたら、痛いことだから協力的じゃないだけかもしれません。優しい歯磨きだと分かれば、カンタンにやらせてくれるかもしれませんよ!!
いかがでしたでしょうか。このブログでは、コロナウイルスで外に出られない皆様に向けて、おうち時間を有意義なものにするための歯科情報をお届けしたいと思っています。
また明日をお楽しみに!!