BLOGしょう先生のブログ

コロナウイルス流行後、診療で感じたこと

おはようございます。いつもお越しくださり、ありがとうございます。

医師の友人とメールをしました

先日、大きな病院に勤めている医師の友人と話をしたのですが、今、大きな病院は本当に大変な状態のようです。

「私は元気だから大丈夫」と過信することが最も危険な行為だと思います。

無症状で相手に感染していくこともあります。どうか、感染しているかもしれないと考えて、行動をお願いしたいと思います。

そして、どれだけ予防していても、感染してしまう可能性はあります。感染してしまった方を誹謗中傷したり、噂話をしたりすることはやめましょう。

当院からのお願い

当院では感染を防ぐため、できるだけ矯正相談でのご来院は避け、オンラインでの矯正相談をお願いしております。

矯正相談は歯科医師・患者様双方が長時間お話をする時間となりますので、感染のリスクは避けられず、大変怖いです。

オンラインの場合は、お口の中をしっかりと見ることはできませんが、矯正相談の1番大切な時間「患者様からの質問」をゆっくりとお伺いすることができます。そして何よりも、今の時期に最も怖い感染を防ぐことができます。

オンラインでのご相談のみであれば無料で実施しておりますので、ぜひご活用ください。

私も含め、「私だけは大丈夫」「うちの子だけは大丈夫」とは限りません。

ぜひみなさまのご協力をお願いいたします!

診療時の感染対策

今、診療時の準備・片付けが大変です。

もちろんコロナウイルスが流行するまでも大変だったのですが、スタッフにお休みしてもらったこともあり、私一人で準備・片付けをするとなると、本当に気が遠くなります。

この前かかる時間を測ってみたのですが、準備がおよそ1時間、片付けは2時間になりました。

いつもはスタッフが帰ってから、1時間ほど掃除をしていたのですが、2時間となると気が滅入ります。ただ、感染対策のために、頑張っています。

【関連記事】緊急事態宣言を受けて、当院での対応

(仮説)マウスピース矯正は感染リスクも低い?

当院では、多くの方が(今のところ本格矯正を行っている方全員が)マウスピース矯正を選択されています。このマウスピース矯正は、お口の中を触る時間が非常に短いという特徴があります。

マウスピースのチェックをするだけなら、5分で終わります。もちろん、異常がなければのお話になりますが、しっかり頑張ってくれていて、マウスピースの適合に問題がなければ、診療時間はとても短いです。

針金の矯正だと、お口の中の針金を外して、新しい針金をお口の中で合わせながら曲げて装着する工程で、何度もお口の中を触ります。

その他の取り外し式の装置であっても、装置の調整で装置を削る場合があります。少し削ってお口の中に合わせ、また少し削って合わせ…と、繰り返しお口の中に合わせていくことになります。

また、装置自体を削ることで、装置の表面についている菌などが空気中に舞います。マウスピース矯正では、1週間使った装置は交換になるので、装置を削ったりする必要がありません。

そういった意味で、マウスピース矯正は診療中の感染リスクを下げる働きもあると感じました。

(研究としてデータを取ったわけではなく、あくまで診療における感想ですので、誤解のないようお気を付けください。)

診療時間外で治療計画を立てる時間が長い

その代わり、マウスピース矯正ではパソコンに向かって治療計画を立てる時間が非常に長くなります。

みなさんがいらっしゃらない時間に、パソコンとにらめっこしながら、治療方針を立てます。

未来のことを予測しながら歯を動かす計画を立てるのはとても難しいのですが、パソコンの前で頑張ったら、診療室での患者様の負担を減らすことにつながるので、これからも頑張っていきたいと思います!

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