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第73回【小さなことだけど】子どもの気持ちを否定しない、魔法の言葉【矯正コラム】

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。

今日は私が幼少期に経験したことから、大切にしている言葉をお伝えしたいと思います。

(初稿 2020年4月29日 追記 2021年1月12日)

 

 

記憶に残った言葉

私が小学生の頃だったと思います。

国語の授業だったか、道徳の授業だったかは忘れましたが、こんな授業がありました。

 

「うそー?!」って言うのは良くない。「ほんと?」って聞きましょうね。

私はこの言葉がとても心にすっと入ってきて、今でも気を付けています。

 

 

些細な違い、わかりますか?

なぜ、「うそー」がだめで、「ほんと?」が良いのか。

関西弁でこんな会話を作ってみました。

 

 

【たけしの場合】

じゅん「昨日な、UFO見てん。」

たけし「うそやん!」

じゅん「いや、ほんまに見たんやって。」

たけし「そんなことあるかいな。」

 

【しずかの場合】

じゅん「昨日な、UFO見てん。」

しずか「ほんとに?」

じゅん「うん、いろんな色で光っとったし、間違いないよ。」

しずか「へえ…UFOなんているのかしら…」

 

いかがでしょうか。

 

 

どちらも疑っている言葉だが、受け手の心境は異なる

実は、たけしも、しずかもUFOを見たことに対して、疑っているんですよね。

でも、そのあとのじゅん君の返事をもう一度見てほしいんです。

 

たけし「うそやん!」

じゅん「いや、ほんまに見たんやって。」

 

しずか「ほんとに?」

じゅん「うん、いろんな色で光っとったし、間違いないよ。」

 

じゅん君の返事が、ちょっと違うの分かりますか?

うそやん!と言われたじゅんくんは、自分の言っていることが信じられていないと思っています。

そのため、次の会話は「弁明」になっています。

 

一方、しずかちゃんには、自分のことを否定されたとは受け取っていないんですね。

そのため、より詳しい説明をしています。

話が一歩進んでいるんです。

 

同じ疑いの目を向けているのに、じゅん君は片方では弁明し、もう片方では説明をしている。

この違いが、たった一言の差ではないかと思うんです。

 

 

一緒にいる時間が長いからこそ、言葉に気を遣う

コロナによって家庭での暴力が増えたとか、子どもや旦那さまに対してイライラするとか、そういったニュースを耳にします。

どちらか一方が良い、悪いということは、当事者ではないので良く分かりません。

 

でも、こういったちょっとした言葉選びで、気分を害してしまったりすることがあるのではないかなと思いました。

一緒にいる時間が長いからこそ、ちょっとした心遣いを忘れないようにしてみてはいかがでしょうか。

 

特に、否定的な言葉を何かに置き換えられないか考えてみるのが良いことではないかと、私は思います。

 

 

そんなこと言われても…と思われた方に

「いや、そんなこと言われてもさ、とっさに出てまうやん、そんな言葉。」

そんな声が聞こえてきそうです。

 

私も意識してはいるものの、つい否定的なことを言ってしまうことがあります。

言ってから、「今の言葉は良くなかったかな…」と反省することもあります。

 

そんな私がお勧めする、魔法の言葉があります。

 

 

「そっかー」は魔法の言葉

それは、「そっかー」です。

この、「そっかー」には、自分の意見は含まれません。

 

「昨日な、UFO見てん」

「そっかー」

 

まずは一旦、お子さん、ご主人、奥様、それぞれの主張を受け止める。

その魔法の言葉が「そっかー」です。

 

ただし、それだけで終わってしまうと、

「ちょっと!あんた人の話聞いてるの?」となってしまいます。

 

あくまでもワンクッション入れるときにだけ、使ってくださいね。

「昨日な、UFO見てん」

「そっかー。どこで見たん?」とかいかがでしょうか。

 

 

私も職場で後輩によく使ってました。

ただ、使いすぎて、

「三川先生が『そっかー』って言う時は、必死で私のフォローしてくれようとしてる時ですよね。すみません。」

って言われたことがあります。

とほほ。使いすぎは要注意です。

 

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!!また明日お会いしましょう!

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