BLOGしょう先生のブログ

今日、とても嬉しかったこと

おはようございます。今日は、とても嬉しかったことがありました。ささやかなことですが、とても大切なことだと思いましたので、ここに綴りたいと思います。

医院への1本の電話

本日、医院に1本の電話がありました。

緊急事態宣言が出ている今、診療の予約を少し延期したいのですが、良いでしょうか?というお問い合わせでした。

私は、そのお電話をとても嬉しく思いました。

矯正治療に対して、しっかりと向き合ってくださっていることが、伝わったからです。

黙ってキャンセルすることもできた

当院はインターネットにて予約を取ることができ、キャンセルもネット上ですることができます。

「コロナウイルス怖いんで、キャンセルします」と言うこともできますし、言わずに黙ってキャンセルすることができてしまいます。

ただ、今日の方はきちんとお電話でご相談くださり、その結果として治療を延期することになりました。

私はそのお電話から、患者様のお母様が、矯正治療においてとても本質的な、大切な部分を理解してくださっていると感じ、嬉しく思いました。

来院間隔には意味がある

矯正治療において、「次回◎◎か月後に来てください」とお伝えするその時期には、ちゃんと意味があります。すべての患者さんが一律ではなく、1か月後の方もいれば、3か月後、半年後という方もいらっしゃいます。

しかし、毎月のことで慣れてしまうのか、習い事感覚で、自分で判断して予約を変えてしまう方がたくさんいらっしゃいます。

もちろん、体調が悪くて…など、やむを得ない変更はしかたがないのですが、例えば今回の「コロナウイルス怖いんで、やめときます」とかも、その典型です。

「コロナウイルスが怖いので、予約変更は可能ですか?」というご質問と

「コロナウイルスが怖いので、予約変更します(キャンセルします)」の違い、分かりますでしょうか。

少し分かりにくいので、別の病気に変えてみましょう。

「コロナウイルスが怖いので、次回のガンの治療時期変更できますか?」と

「コロナウイルスが怖いので、次回のガン治療キャンセルします」の違いと考えると分かりやすいかもしれません。

ガン治療の先生からすると、もしかしたら次の治療は欠かせないものかもしれません。一方で、急を要するものではなく、時期を遅らせても問題のない治療かもしれません。でも、それはガン治療の主治医にしか判断できないものです。

一方的にキャンセルとなると、もしかしたら、良くない結果が待っているかもしれないですよね。

そういった点をきちんと理解して、ご相談してくださった今日の患者様のお電話を、大変うれしく思いました。

矯正治療を軽く考える方は少なくありません

矯正治療を長年やっていて、これは悩みの種でもあります。患者様も、その親御さんも、毎月通うことが普通になっているので、習い事感覚になってしまうことが少なくありません。

その結果、優先順位がすごく低く設定されることがあります。

例えば、優先順位が高い順に

  1. ピアノ
  2. 水泳
  3. 矯正治療

みたいなことも、あるんですよね…親御さんの言葉の端々から、塾を大切にしているから矯正治療に行けないとの気持ちがビシビシと伝わってきて、辛いときがあります。もっともっと、矯正治療にちゃんと向き合ってほしいなと思います。

今、一般歯科でも似た現象が起きているそうです

コロナウイルスの影響を受け、一般歯科でも似たような現象が起こっているようです。それが、定期検診のキャンセルや治療のキャンセル。

もちろん、急を要しない定期検診はあります。また、全身的な状況を考慮すると、今は治療を行わない方が良いと考えられる患者様もいらっしゃいます。

しかし、その「今すべきか」「今しなくても良いか」「むしろ今はしないほうが良いか」などを判断できるのは、主治医のみで、患者様が判断してしまうことは危険です。

テレビでは、定期検診は延期すべき!などと、患者様をひとまとめにした報道がなされていることもあり、これは注意が必要だと感じます。同じ定期検診でも、その患者様によって、緊急性・重要度などは異なると思います。

きちんと電話でその緊急度を確認したうえで、行くのか、行かないのかをご相談していただくと良いと思います。

良心的な歯科医院であれば、急を要しない方にまで、「ぜひ今来た方が良いですよ」とは言わないと思います。

ぜひ、定期検診を予約されている方は、かかりつけの医院にお電話をして、緊急度の確認をしてくださいね。

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