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第49回【ちょっと待って】治療中に「悪化する」と言われたら【矯正コラム】

おはようございます。毎朝7時に更新中のしょう先生のブログへお越しくださり、ありがとうございます。

このブログでは、2つのテーマがあります。

1つは、みなさんに少しでも役立てる歯の知識、矯正の知識をお届けすること。

もう1つは、みなさんが普段ゆっくりお話しする機会のない歯科医師(私)が、どんな人間なのか、どんな考え方なのか、その雰囲気を少しでも知っていただけたら嬉しいなと思っています。

今日もお付き合いをどうぞよろしくお願いします。

 

 

いきなり告げられる「悪化します」について

私が診療中に発する言葉で、患者様が驚かれるワードがあります。

 

スタッフの田中さんに対して「田中さん、今日悪化するのでワイヤー外してください」

田中さん「分かりました!」

患者さん(え?え?悪化するの?良くなってないの??)

 

こんなこと聞いたら、混乱しちゃいますよね…。

 

 

「悪化する」ではありません

実はこの「悪化する」は矯正の専門用語なんです。

「悪化する」ではなくて「圧下する」と書きます。

歯の動かし方の1つで、イメージとしては、歯を歯ぐきの中に押し込む感じです。

反対に歯を引っ張り出すことを「挺出(ていしゅつ)する」と言います。

治療の過程で、歯の高さを揃えたり、かみ合わせを作るために圧下することがあります。

 

 

スタッフにも何をするか分かるように説明しています

私は極力、スタッフ(歯科衛生士)にも、次に何をするのか分かるように説明しています。

例えば「ワイヤー外して」だけでも指示は伝わるのですが、それでは何をするか分からないまま、言われたことだけをする人になってしまいます。

それってお仕事として、楽しいのかなと考えたときに、ちょっと違うのではないかと思っています。

 

皆さんもそうではないでしょうか。

「これ、やっといて」だけ言われても、なぜそれをやらなければならないのか分からなければ、楽しくないと思います。

お仕事として、やりがいがなくなってしまうのではないかと感じているので、できるだけ意図を説明するようにしています。

 

 

患者様にも説明をします

患者様の頭の上で「圧下します」という言葉を使ったときは、後程「悪化」ではなく「圧下」であることを説明するようにしています。

説明すると安心されます。

もしかしたらこのブログを見ている方の中に、「圧下する」という言葉が聞こえたけど、何だろうともやもやしている方がいらっしゃるかもしれません。

そういった方の安心材料になれば嬉しいです。

 

私たち専門家には当たり前の言葉であっても、患者様にとっては驚きの言葉。

そんなことは時々あるかもしれません。

気になった時は、その都度質問してくださいね。

できるだけ詳しく、安心していただけるようにご説明したいと思います。

 

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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