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第6回【仕事のコツ】ちょっといいですか、と聞いてはいけない【衛生士講座】

おはようございます。毎朝7時に更新中のしょう先生のブログへ今日もお越しくださり、ありがとうございます。

今日は衛生士の卵に向けて発信する、衛生士講座の回です。

衛生士だけでなく、社会人1年目の人などにもお役に立てる記事ではないかと思います。

ぜひ、最後までお楽しみください。

 

 

なかなか先生に話しかけられない

衛生士学校では、歯科衛生士免許を取る前の実習生が、実際に歯科医院や病院へ行き、病院実習を行う期間があります。

この期間には、(医院にもよると思いますが)毎日レポートが課され、見学した内容をまとめたり、先生とディスカッションをしなければなりません。

レポートを書くために不明点を歯科医師に質問したり、医院スタッフに許可を得てカルテを見せてもらわないといけないのですが、歯科医師の先生に話しかけるタイミングが分からないことで悩む実習生が多くいます。

 

まだ学生ですから、忙しくしている先生に話しかけるのはなかなか勇気がいります。

タイミングを間違えて忙しい時間に話しかけたら嫌な顔をされますし、仕事が終わってくつろいでいる時間に話しかけたら嫌な顔をされます。

 

…え、つまりいつ声をかけても嫌な顔をされるってこと!?

 

そうなんです。そういうことです。

 

結局いつ声をかけても嫌な顔をされるので、聞きづらくなり、その結果何も聞かずにレポートを提出してしまって、内容不十分であとで怒られます。

そしてあなたは思うのです。

「一体なんなの?聞いたら聞いたで嫌な顔されるし、聞かなきゃ聞かないで怒られるし、私はここに怒られるために来たわけじゃなんだけど!!」と。

嘆く実習生さん、お気持ちは分かります。

でも、実はそのお悩み、あなたにも問題があるかもしれません。今日はその聞き方のコツをお伝えします。

 

 

聞き方のコツ(1)おどおど聞かない

話を聞くたびに何度も嫌な顔をされているので、丁寧に丁寧に声をかけてくる実習生がいます。

実習生「あのう…お忙しいところすみません。」

私「はい」

実習生「あ、あの…し、質問があるので、申し訳ないんですが、ちょっとよろしいですか。」

いかがでしょう。この声のかけ方は、10点です。

100点満点中の10点です。

 

何がいけないのかと言いますと、質問の許可を得るために時間をかけすぎなんです。

歯科医院って、みなさんが思っているよりも、そしてみなさんが目で見ている景色よりも戦場です。

パッと診て、パッと結論を出すべき場面が何度も何度もやってきます。

みんなが医院を走り回っているわけではありません。

でも、ずっと頭の中で思考がぐるぐる回っています。

 

もしみなさんに脳内をお見せすることができるとしたら、脳内ですごい量の情報が処理されている風景をお見せできるのではないかと思います。

そんな状態ですから、実習生は丁寧に聞いているつもりでも、その速度が遅すぎて、相手をイライラさせてしまうのです。

 

 

聞き方のコツ(2)質問がいくつあるのか明確にする

では、「すみません、今質問よろしいですか?」だけで良いのかと言うと、これは50点です。

これは先ほどのおどおど系に比べて単刀直入ですから、歯科医師の脳内思考回路の処理速度に合っています。

 

でも、その質問ですと、一瞬で処理された結果、『否決』の結論が導き出される可能性があります。

「質問良いですか?」→『うーん、今忙しい』『めんどくさい』→『否決』となるからです。

否決って何よ!と思われるかもしれませんが、そういう先生は少なくないですよ。

 

ではどうすれば良いのか?

それは、あと少し、先生の心を動かす情報をつけ足せば良いのです。

 

先生の心を動かすために、質問がいくつあるのかという数字を添えます。

 

例えば「すみません、今1つ質問よろしいですか?」であれば、→『忙しい』『めんどくさい』→『でも1つだけならいいかな』→『OK』となる可能性があります。

当たり前ではありますが、「今質問72個よろしいですか?」であれば、よっぽどの先生でない限り否決です。

 

 

聞き方のコツ(3)できるならば、かかる時間を明示する

また、私が考える理想的な質問の仕方は「すみません、質問が2点あるのですが、5分ほどお時間いただけませんか?」です。

この聞き方だと、質問が2点であることを明示する+所要時間は5分と伝えることで、質問に答える先生側も5分が捻出できるかを検討することができます。

 

万一忙しい場合は「それだったら診療後に来て」とか、「昼休み明けの患者さんがキャンセルになってるから、そこで話そうか」と、具体的に答えられるので100点です。

 

みなさんはこんな経験ありませんでしょうか。

「ちょっとアンケートにご協力いただけますか?」と聞かれて、1,2問答えるだけかと思いきや、A4用紙に3枚ぐらいびっしりと質問が書かれている…そんなものに答える時間も、義理もないんだけど…と途方に暮れてしまったことはありませんか。

 

えっ?そんなアンケートはすぐお断りしている?

 

そうですよね。

 

つまり、あなたは今、「ちょっといいですか?」という質問には、「すぐお断りする」と答えているわけです。

 

だとすれば、あなたも先生にお願いするときには、「ちょっと質問良いですか?」とは聞いてはいけませんよね。

先生もあなたと同じく、すぐお断りしますよ。

 

 

いかがでしたでしょうか。

質問の仕方1つで、実習が快適に過ごせるかどうかは大きく変わってきます。

ぜひ、賢い質問の仕方で、先生と良好な関係を築き、楽しく充実した実習期間を過ごしましょう!

 

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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