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第23回【新しい言葉】ファビングって知ってますか?【人生の気づき】

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。

みなさんは、ファビング、という言葉を知っていますか?

柔軟剤ではありません。あれは、ハミングです。

 

 

大学生の頃から気になっていた、あること

私が大学3年生ぐらいの頃でしょうか。

部活動で後輩ができて、食事をしていた時のことです。

 

後輩がずっと携帯を見ているのです。

携帯をテーブルの端に置いているのですが、ランプがつくとすぐに携帯を手に取ります。

私と話していても、他の人と話していても、携帯に意識が向いているのが明らかです。

 

私は思わず言ってしまいました。

「みんなでご飯食べているときに、携帯見ない方がいいと思うよ。」

「携帯を机の上に置くから、気になるんじゃない?」

 

当時はまだ「着メロ」の時代だったような気がします。

着メロで何和音まで出せるか、が携帯の進化を測るものさしでした。

大学生は全員「昭和生まれ」でした。

 

カラーの液晶だったかどうかも思い出せません。

でも、スマホが発売されるよりはずっと前のお話です。

当然、LINEもありません。

 

 

ファビングとは

私が注意した行動、それがまさしくファビングです。

ファビングとは、スマートフォンをはじめとするモバイル端末に熱中するあまり、現実社会で居合わせている人へ意識を向けず、コミュニケーションが阻害されてしまっている状況を指す語である。 phubbingの語はphone と snubbing(冷遇)を合わせた英語の造語である。(Weblio辞書より引用)

 

なぜ、ファビングを注意したのか?

それは、なんだかその子が、その場の空気を楽しめていない気がしたんですね。

私と、後輩、その他数名がいて、みんなが同じ輪にいるのに、ファビングをすることでその子の心はここにはいなかったのです。

それは、家に帰ってからでもできるんじゃないか?と思ったわけです。

 

もちろん、私が淋しいなと思う気持ちもありました。

一緒にご飯食べてるけど、その子は携帯画面を見てばっかりで。

その子が将来同じことを続けていれば、仕事が円滑に進まなくなったり、人間関係に支障が出るかなと思う気持ちが強く、注意に至りました。

 

 

もしかして…老害?

学年が上がるにつれて、後輩のファビングが多く目に付くようになりました。

今思えば、いつでもどこでも人と繋がれる時代の第一歩だったわけです。

 

大学生だった私は考えました。

「これは、もしかしたらファビングが普通の時代になったのかもしれない。」

(もちろん、ファビングなんて言葉はこの時代にはありませんでしたが。)

 

つまり、飲み会やご飯中に携帯を見ること自体はもはや普通のことで、それに対して気持ちを荒立てている私の方が時代遅れなのではないかと。

 

もはや私が老害!!

なーんて思うに至り、それ以来は何も言わなくなりました。

 

また、老害である自分の考えに固執する必要もないかと思い、それ以来、私も携帯に関して柔軟な考えを持つように努めました。

今では、何か気になることが会話で出てきたらその場で携帯を取り出し、調べたりするようにしています。

さすがにテーブルに携帯を置きっぱなしということは、まだありませんが。

 

 

あれから20年…ファビングが社会問題に

今、ファビングと検索すると、たくさんのブログなどが検索に挙がってきます。

現実の世界、つまりあなたが立っている「今この場所」よりも、携帯の中に広がる世界「どこか別の場所」に意識が向かっている状態に長時間いる人が増えているということです。

それって、昨日紹介した「日日是好日」の世界と真逆のことだと思うんです。

 

【関連記事】第22回【本紹介】日々の家事やルーティーンワークに疲れた人が読むと、心が洗われる本【人生の気づき】

 

目の前にあることは、さほど楽しくもない、毎日のルーティーンワーク。

一方、ひとたび携帯電話の画面を見れば、楽しい世界がたくさん詰まっている。

私は毎日同じことを繰り返して、何が楽しいんだろうと感じ、さらに携帯電話の世界にはまっていく。

 

それは、本当に簡単な現実逃避であると同時に、今この時、この場所にある喜びや楽しさに気づけない可能性も秘めているのではないかと思いました。

 

 

今日の空、雲はいくつありましたか?

例えば、私はたまに会話の1つで「今日、天気よかったね!」と言います。

そして、「雲が1つもなかったよね!」と続けてみることがあるのですが、その返事がすごく曖昧なことが多いんです。

「そうだった?」とか、「えっ、見てない。」とか。

 

みんな見ているようで、見ていないんですよね。

目の前の世界を。

 

もちろん、私が空を見ている代わりに、別の人は道端に咲く可憐なたんぽぽに心奪われているのかもしれませんし、公園で遊ぶ子供たちに癒されている方がいらっしゃるかもしれません。

でもそういう方は少数で、今の多くの方は携帯の中の世界、例えば映画であったり、ツイッターであったり、そういう世界に心を奪われながら歩いていることが多いような気がします。

 

 

ファビングは伝染する?

そして、私が面白いなと思ったのは、「ファビングは伝染する」という記事です。

 

どういうことかと言いますと、誰かがファビングをされた場合、つまり、居酒屋で話中に相手が携帯に夢中で相手にしてもらえない時、その孤独感を紛らわせるために、ファビングをされた側も携帯を見るようになる、ということです。

ファビングをされたら、ファビングを始めるというわけです。

 

確かに、私も相手が携帯を見始めたら、その相手を見つめ続けるわけにもいかないですし、携帯を見ます。

ファビング返し。

 

ファビングは容易に感染するってことですね。

これは、恐ろしいなと思いました。

 

世の中の人たちが仮想世界に没頭していくと、どうなるのか…

想像できません。

もしかしたら、私の想像とは真逆で、すごく良い世界になる可能性もありますが。

 

 

ファビングについて、私はあえて言いたい

私は、ファビングを止めた方がいいと思います。

このご時世に、少し古い考え方かもしれません。

でも、あえて言いたいです。

 

目の前の人に、もっと意識を向けてほしいです。

もちろん、緊急事態などもありますので、絶対携帯を見るな、とまでは言いません。

目の前の方との会話で必要なことや、調べ物をすることに使うのは良いことだと思います。

でも、目の前の方と関係のない携帯電話の利用は、その時間に必要ないのではないでしょうか。

優先順位が携帯電話>目の前の会話になってはいけないと思うんです。

 

今一瞬の、目の前の世界に没頭することは、今後の幸せにつながってくるのではないか。

私はそう思います。

みなさんはどう思われますか?

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!!

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