BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は、雑誌の歯科に関する記事について、少し綴りたいと思います。
歯医者選びって難しい
みなさんの会話の中にも、一度は出てきたことがありませんか?
「歯医者って、どこに行けば良いのか分からないのよね…」
お互いどこの歯医者が良いのか分からない者同士で話すので、どれだけ話しても、やっぱり分からないですよね。
頼りたくなる「ネット」や「雑誌」
そんな時に頼りになる1つのツールが「ネット」や「雑誌」ですね。
「良い歯医者ベスト100!!」とか
「スーパードクターはここにいる!!」とか
読者の心を掴むタイトルが並んでいるので、つい、読んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。
でも、その雑誌を読む前に、ちょっとだけこのお話を読んでください。
大量のFAX
歯科医院には、たいていFAXがあります。
今時FAX??と思われるかもしれませんが、歯科医院には驚きの量のFAXが届きます。
私が若手の頃は、医院に届くFAXを私が見て、取捨選択して院長先生に渡していました。
ほとんどが不要な広告なのですが、その広告群の中に、こんな広告が混じっているんです。
「あなたの医院を、良い歯医者100選に掲載しませんか?」
「スーパードクターとして記事をネットに乗せませんか?」
私はどういうこと?って思いました。
良い歯医者100選って、患者さんが選ぶわけじゃないんだ…
スーパードクターって、誰でも名乗れるんだ…
いやいや、そういうもんじゃないでしょ!って思いました。
掲載面積の大きさで値段が変わる
さらに広告にはこんなことが書いてあります。
A8サイズ ●●円
A7サイズ ××円
A4サイズ △△円
もうお気づきでしょうか。
雑誌に載せる際の紙面の大きさで、値段が違うわけです。
普通、ランキング上位の医院が大きく掲載されるって思いますよね?
ってことはつまり、たくさんのお金を払えば、ランキング上位に入れるってことですよね。
それってつまり…
(出版社にとって)良い歯医者ベスト100特集!!!ってことじゃないですか!!
間違ったことは言ってない
確かに、「患者様にとって良い歯医者ベスト100!!」とは書いていません。
だから「出版社にとって良い歯医者ベスト100!!」でも良いわけです。
うまく考えたなと思いました。
そして、雑誌ってそんなもんか…とも思いました。
世の中のブームの大半は、お金を積めば作れるものなのかもしれません。
なんだかちょっと、複雑な気持ちになりますね。
でも、みなさんは騙されないでくださいね!
当然、そういう雑誌では、広告に多額のお金をかけられる医院が上位に挙がってきます。
きらびやかで、華やかな医院が上位に挙がってくるというわけです。
それは、知っておいてくださいね。
もちろん、患者様のアンケートなどから、心を込めてリサーチをして、素晴らしい記事を書いている雑誌もあると思います。
ただ、その割合は多くないのではないか?と、私はあのFAXから感じたのでありました。
みなさんはどう思われますでしょうか。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!