BLOGしょう先生のブログ

第11回【シェラトンファーム】貸農園って社会的にどんな意味があるの?【SDGs】

おはようございます。

今日は、昨日の記事の続きです。

シェラトンファームの説明を聞いてきたので、その内容を綴りたいと思います。

 

 

貸農園がどんな役割を担っているのか

シェラトンファーム事務局の江副(えぞえ)さんから、現地でお話を伺ってきました。

江副さんはシェラトンファームだけでなく、「食」をきっかけとしたさまざまなお仕事をされている、とっても素敵な方でした。

 

私は江副さんのお話を聞いて、この活動はSDGsの11.住み続けられるまちづくりを に大きく関係していると感じました。

今日はその点にポイントを絞って、ご紹介したいと思います。

 

 

景観を良くする

江副さん自身も六甲アイランドで育ったそうで、人工島にもかかわらず木々や花、川、海といった自然が多い環境がとてもお好きなんだそうです。

子育てにはとても良い環境なので、その環境をどのように良くしていくかを考えていらっしゃいました。

 

手を入れていない本当の自然の美しさには敵わないかもしれません。

でも、人工的に作られた自然には、また違った美しさがあります。

日本庭園や、ヨーロッパのお庭などは、その良い例かもしれませんね。

人工的に作られた自然には、1つ重要なポイントがあります。

それは、きちんと手入れが必要だということです。

 

大自然は人の手が加わっていないものですから、環境の変化などにより朽ちていくその姿も美しいものです。

しかし、人工的に作られた自然が朽ちていく姿は、荒廃・衰退をイメージさせてしまいます。

 

今回シェラトンファームが実施される農地は、以前は花壇としてきれいに手入れがなされていた場所でした。

しかし、時が経ちお手入れをする人がいなくなり、雑草が生い茂り荒れていたんです。

 

この場所は2階建てショッピングモールの屋上にあり、ちょうど六甲ライナーから見える場所でした。

そのため、電車から外を眺めていると、ああ、六甲アイランドって荒んでる!!!って思いかねないんですよね。

こちらが六甲ライナーから見たシェラトンファームです。

今はきちんと緑が茂っており、荒廃している感じはないですよね!

 

こうやって荒れていた場所を農園として再活用することで、街が機能している印象に変えていくというのは、大きな変化だなと私は思いました。

 

 

親子の触れ合い

農作業を通じて、親子の触れ合いを作る場所になります。

これは、言わずもがなですね。

 

 

地域の人同士の触れ合い

貸農園に来られる方同士で、コミュニケーションが生まれます。

これもとっても分かりやすいですね。

 

 

農家の人と接する機会

シェラトンファームでは、週に1回、農家の方が教えに来てくださるそうです。

無農薬で育てていらっしゃる農家さんが、素人の私たちに丁寧に教えてくださるそうで、安心です。

 

私は親族がほとんど近所に住んでいるので、帰省の概念がありません。

よく「田舎に帰る」と言っていた友人がうらやましいなと思っていました。

 

私のような家族構成の人は、農家の方と接する機会って全然ないんですよね。

そういった人が、農家の人と接することができるのは、とても良いことだと思いました。

 

SDGsの小目標に

11.a 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。

という項目があります。

これにもつながっているのではないかなと思いました。

 

 

他にも関係している

少量ではありますが、自ら育て、消費することによって持続可能な消費と生産のパターンを確保することができます。

これは、SDGs 12.つくる責任 つかう責任 につながると言えるでしょう。

また、農薬を使わない製法であることから

15. 陸の豊かさも守ろう にもつながるのではないでしょうか。

いろいろと考えてみるのも面白いですね。

 

 

さあ、やってみよう

いろいろと難しいことを書きましたが、これから取り組む内容に、わくわくしています!

これから時々作業内容を更新していきますので、ぜひ見てくださいね!

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました。

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