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第149回【不安】同じ学年の子より、生え変わりが遅くて心配です【矯正コラム】

おはようございます。

今日は歯の生え変わりのお悩みについて綴りたいと思います。

 

 

乳歯がずっと残っている…

小学校に入ったころぐらいから、お子さんの乳歯が少しずつ生え変わり始めます。

お友達のお子さんはもう全部前歯が抜けているのに、うちの子はまだ1本も抜けてない…とか、ちょっと不安になりますよね。

 

そんな時は、次のことを思い出してください!

 

基本は気にしなくて大丈夫!

なんともあっさりな回答ですが、基本的に心配する必要はありません。

歯の生え変わりには個人差があり、すごく早く生え変わる人もいれば、遅い人もいます。

気長に見ておくだけで大丈夫なことがほとんどです。

とはいえ、それだけではまだ不安なお気持ちもあるかと思いますので、もう少し解説したいと思います。

 

 

背はクラスで高い方ですか?

歯の生え変わりは、成長のスピードにも影響されます。

小学校低学年では、4月生まれの子と、翌年3月生まれの子が同じ学年に在籍していますが、かなり成長のスピードが違いますよね。

もし、お子さんが背が低い方であれば、歯の生え変わりが遅いことは問題ありません。

ゆっくり成長しているということですね。

 

とはいえ、背が高い子でも、歯の生え変わりが遅い子はいるんです。

その辺が曖昧なところではあるのですが…

一般的には、背が低い子の方が生え変わりが遅いと考えて良いでしょう。

 

左右の同じ歯はまだ残っていますか?

歯の生え変わりを考えるうえで、お子さんの周りのお友達と比較することはあまり参考になりません。

でも、お子さん本人の右と左を比較するのは、割と参考になります。

 

例えば、右上前からの2番目の前歯は1年前に抜けたのに、左上の前から2番目の前歯はずっと抜けない、なんて時は調べる必要があるかもしれません。

数か月から半年程度の多少の誤差はあれど、だいたい同じぐらいの時期に、左右の同じ歯が抜けます。

もし、片方だけがずっと残っているようであれば、歯医者に相談してみましょう。

 

それでも気になるときは、歯医者に行ってみよう!!

生え変わりが気になるのって、やっぱり目に見えないから気になるんだと思うんです。

歯科医院でレントゲン撮影をすると、大人の歯がどのあたりに埋まっているのか、そもそも大人の歯が揃っているのかなどを調べることができます。

レントゲンの画像として、目に見えると安心できるのではないでしょうか。

もし、この記事を読んでいる方で、ご不安を抱えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ歯医者に行って相談してみてください。

レントゲンは、レントゲン室で10秒程度じっとしていないといけないので、幼稚園児などあまりに小さい子は難しいですが、小学生ぐらいになると大丈夫かと思います。

歯医者に行って、調べてみて、安心してくださいね!

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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