こんにちは！

今日もお越しくださり、ありがとうございます。

先日私の先輩から

「マウスピース矯正ってインビザラインしかないん？子どもの矯正の話を聞きに行ったんだけど、マウスピースだとインビザラインだと言われて…」

との相談を受けました。

今日はその相談に対する答えをご紹介します。

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結論から言いますと、インビザライン以外のマウスピース矯正もあります。

インビザラインが発売される前から、マウスピース矯正というものは存在していました。

しかし、それらのマウスピース矯正は治療の精度が悪かったり、マウスピースの質が悪く、破損が多かったりと難点が多いものでした。

それを、いろいろな工夫で改善していった会社が、インビザラインという会社なのです。

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今は昔と違って、インビザラインに類似するマウスピースが、いろいろな会社から出ているようです。

そのため、「絶対にインビザラインじゃないとダメですか？」と言われると、そんなことはないのかもしれません。

ジェネリックのお薬が広く受け入れられていったように、新しい会社のマウスピースがインビザラインと遜色ない結果になる日は遠くないのかもしれません。

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ただ、ちょっと不思議だな…と思うのは、私たち矯正を専門にしている歯科医のもとには、新しいマウスピースの会社から「うちのマウスピースを導入してください！！」という営業は来ないんです。

そして、私たちが新しいマウスピースの会社を知ることになるのは、多くがたまたまネット広告に上がってきたり、テレビCMで知ることになるという流れです。

これって、不思議だと思いませんか？

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たとえば自分が美味しい野菜を作ったら、食べてもらうために八百屋さんやスーパーに「置いてください」ってお願いしますよね。

新しいマウスピースを開発したら、「うちの装置を使ってください」とお願い(営業)に来てもおかしくないわけです。

ところが、そういったことはないんです。

それは、なぜでしょうか？

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実は今、いろいろな会社から出されているさまざまなマウスピース矯正は、「軽度な矯正」に特化しているものが多いです。

そのため、矯正歯科へ相談に来られる方の歯ならびではほとんどが「適応外」になってしまう。

そのため、私たち矯正を専門にしている歯科医師への営業が少ないのではないかと予測しています。

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実際当院に来られた患者様の中には

「インビザラインではないマウスピース矯正をやっているところを調べて、神戸から大阪まで行って来たのですが、あなたの歯並びには適応できないと言われてインビザラインを勧められました」という方もいらっしゃいました。

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インビザライン以外のマウスピース矯正は確かにあります。

でも、古いものは精度が良くないし、新しいものは適応が限られているという状況です。

もちろん、これからあと何年かすると、他社の製品も追いついてくるのではないかと思います。

そのため、今、私の身近な人がマウスピース矯正を望まれるなら、私はインビザラインをお勧めしたいと思います。

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今日もお読みくださり、ありがとうございました！