BLOGしょう先生のブログ

2種類の「何でもいいよ」

私の知っている素敵な方が、ご自身のInstagramに

インターネットで見つけた好きな言葉をシェアされるのですが

その中の1つに、こんな言葉を見つけました。

「この人といると自分らしくいられる」と思ったら
それは「相手のおかげ」であるということを
決して忘れちゃいけない。

 

思っていてもあえて言わなかったり
意見が違っても黙って聞いてくれたり
一緒に過ごす時間に気を遣ってくれたり
そんな人がいるから自分らしく生きられる。

 

本当に大切にすべきはこういう人。

みなさんはこの言葉を読んで、どう感じましたか?

私はちょっと、泣きそうになりました。

 

例えば

「何食べたい?」って聞いた時に

「何でも良いよ」って言う人いますよね。

でも、その「何でも良い」って、2種類あると思うんです。

Aさんは「何でも良いよ」って言いました。

でも、もう少し詳しく心情を書くと

「私は今は特に私の食べたいものは思いつかないから

何でもいいから言ってみてくれる?

私が気に入ったらそこにするね。」という気持ちでした。

 

Bさんも「何でも良いよ」って言いました。

でも、もう少し詳しく心情を書くと

「私は今は特に私の食べたいものは思いつかないから

あなたが食べたいものを一緒に食べようかな。

何が食べたいか教えてくれる?」という気持ちだったのです。

 

 

Aさんは「自分がどうしたいか」で動いている人。

Bさんは「相手がどうしたいか」で動いている人。

 

Aさんは相手に選択権を与えているようで

全然選択権を与えていないんですね。

そして、最終的には自分の食べたいものを食べるから

いつまでも自分らしくいられる。

 

同じようなタイプの人に、

「何食べる?」って聞いてくるけど

最初から実はもう決まっているっていうCさんもいますね。

 

でも、その希望がいつも叶えられているのって

「相手のおかげ」なんですよね。

 

 

冒頭の言葉をもう一度書きますね。

「この人といると自分らしくいられる」と思ったら
それは「相手のおかげ」であるということを
決して忘れちゃいけない。

 

思っていてもあえて言わなかったり
意見が違っても黙って聞いてくれたり
一緒に過ごす時間に気を遣ってくれたり
そんな人がいるから自分らしく生きられる。

 

本当に大切にすべきはこういう人。

今回の言葉を読んで

まず、自分が何かを相手に質問した時に

「自分の望む答えを待っていないか」について

見直さないといけないな…と思いました。

 

望んでいない答えが返ってきたときに

それを否定してしまう自分がいるなら

それは質問しているようで、質問していないのと同じ。

選択権を与えていないのと同じことなんです。

 

もちろん話し合いをする必要がある

重要な課題もあるとは思うのですが

もっと小さな、些細なことで

なんでも自分の思う通りにしていないか

気を付けなければならないと感じました。

逆に、相手が自分のしたいことに合わせてくれているのであれば

それができているのは相手のおかげであるということを

忘れないようにしなければなりません。

 

当たり前のことのようで

なかなか気が付きにくいことですよね。

そういうことに気づいて、感謝できる人でありたいです。

 

みなさんは、このように

何でも自分の思う通りにしていること

ありませんか?

 

会話が上手な人や、接客をするお仕事の人ほど

無意識にそうしてしまっているかもしれません。

 

感謝の気持ちを忘れずにいましょうね。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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