BLOGしょう先生のブログ

医院のロゴを考えました(2)

おはようございます。今日もお越しいただき、ありがとうございます。

季節外れですが、チューリップの写真です。六甲アイランドでは、チューリップ祭りがあります。それぞれのチューリップの量は、街に溶け込むちょうど良い量で、心を和ませてくれます。

今日は、昨日の記事の続きです。

キリンと鳥

何度も議論を重ねて、ロゴの主体は最終的にキリンと鳥が向かい合うイラストになりました。キリンは、私のイメージキャラクターです。子どもたちから見たら、キリンさんぐらい背の高い先生です。

そして、鳥は元気にのびのびはばたく子どもたちや患者さんをイメージしました。治療は先生だけでは成立せず、子どもたちと一緒に頑張らなければなりません。

患者さんとともに治療に向き合っていくイメージとして、このポジションに決めました。

ロゴを作る時って、キリンさんが右向きと、左向きのどっちが良いか?とか、胴体の大きさとかも検討するんです。本当に細かい工程がありました。

背景の模様にもこだわりました

このホームページでは、キリンさんの背景は無地になっていますが、看板は網目のような背景にしています。

これは、私の名字を並べて作った網目です。恥ずかしげもなく、繰り返し繰り返し記されています。自己主張強めです。

幼少期から私は自分の名字があまり好きではありませんでした。ですが、今回イラストレーターのイヌブシユウスケさんに、「こんなにロゴにしやすい名前はなかなかない」と絶賛していただき、この単純かつ画数の少ない名前にも、良い面があったのかと、少しこの名字を好きになることができました。

医院のロゴに、私しか作れない部分を盛り込みたかったので、背景に組み合わせていただきました。千鳥格子からインスピレーションを得たのですが、実際に和柄の文様として、「三崩し」などの名前で存在することを後から知りました。

ロゴを作ってみて

私は、自分の知らない世界の方とお仕事をするのがとても好きです。前回の記事でも書きましたが、イラストレーターというお仕事は、本当に高い技術が必要なお仕事だと思いました。

文章と異なり、小さなスペースに、作者の思いを込めつつ、見る者にも訴えかけるデザインを作成する。ロゴ1つにこんなにたくさんの思いが詰め込まれているとは、思いもしませんでした。今回の経験は、本当に貴重な経験となりました。これからは身の回りのロゴが気になってしまいそうです。

また、今回は友人にお願いしたことで、単にいくつか出来上がってきたものから1つ選ぶ、という安易な作業ではなく、自分の思いを伝えて何度もやり取りをし、デザインを完成させることができました。

それにより、愛着のあるロゴができました。これからはこのロゴのように、穏やかな医院づくりをしていきたいと思っています。

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