BLOGしょう先生のブログ

第53回【〇〇までが長い】矯正医と虫歯治療歯科医の違い【矯正コラム】

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。

今日は矯正医と虫歯治療の歯科医師のちょっとした違いについて、綴りたいと思います。

 

 

「ありがとう」までが遠い

矯正歯科治療に従事していて、よく思うことがあります。

それは、「ありがとうございました」と言われるまでが非常に長いんです。

治療期間が2年で終われば早い方で、長い方ですと10年以上のお付き合いになることもあります。

治療が終わって「ありがとうございました」と言われるまでが非常に長いのは、矯正治療ならではだと思います。

 

例えば髪を切る美容師さんであったり、風邪を診察するお医者さんであったり、虫歯を治す歯医者さんなどは、基本的に1回で「ありがとう」に到達します。

長くても数か月単位かと思います。

 

それが、どの患者様も総じて2年以上かかるというところが、本当に長い道のりだな…と思います。

なかなかみなさんも経験したことのない長さではないでしょうか。

これは、なんだそんなこと…と思われるかもしれませんが、結構精神的に削られます。

 

 

受験勉強を10年できますか

例えば、大学受験。

勉強した成果が出るかどうかは年に1回で、なかなかの苦行を強いられます。

世の中にはたくさんの浪人生がいますが、勉強して本当に良かった!と思えるまでの1年間、すごく長いだろうと思います。

これを10年ってなると、みなさん頑張れますでしょうか。

 

ゴールまであと9年、あと8年…

きっと、途方に暮れてしまいますよね。

 

私たち矯正医は、それぞれの患者様に対して、受験勉強をしているようなもので、しかも合格通知がもらえるまで何年かかるか分からないという状態に置かれています。

この状態、みなさんが思うよりも、精神がすり減っていきます。

 

 

虫歯治療の先生も難しいケースはお持ちです

もちろん、虫歯治療をされる先生も、総合的に治療が必要で、治療終了までに何年も要する患者様を何名か抱えておられると思います。

 

でも、1日で、1回で終わる患者様もいます。

そして、その1回で終わる患者様が、「ありがとう~!」って帰っていくときのお顔を見て、嬉しい気持ちになったり、役に立つことができたと心が満たされる状態は、人間にとって、とても大切なように思います。

 

矯正医の場合、1回で終わる患者様がいないので、その満足してお帰り頂ける時がなかなか訪れません。

それが、大きな違いではないかと思っています。

 

 

ありがとうという言葉

ありがとうという言葉は、本当にシンプルですが、とても大きな意味を持つ言葉ではないかと思います。

矯正医になって、特に強く感じるようになりました。

矯正治療を始められた患者様が、いつか「ありがとう!」と心の底から笑顔で言ってくれる日を楽しみに、今日もお仕事頑張ろうと思います!

 

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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