BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。今日はインビザラインの痛みに関する記事を書きたいと思います。
前回までの記事はこちらです。
第2-1回【おすすめ】インビザラインのメリット【矯正コラム】
第2-2回【おすすめ】インビザラインのメリット【矯正コラム】
目次
インビザラインは痛み・不快感の面で優秀
矯正を始める前に、矯正開始をためらう1つの理由として、痛みへの不安があります。もしかしたらこの記事を読んでくださっている方も、痛みについて気になっているのではないでしょうか。
インビザラインは、さまざまな観点から、痛みが少なく、不快感も少ない治療であると言えます。
今日はどういった点で痛みや不快感が少ないと言えるのか、解説していきたいと思います。
不快な歯の型取りをしなくて良い
まず、矯正での不快感No.1は、歯型取りだと思います。
インビザラインでは歯型取りは原則不要です。お口の中をスキャンすることで口の中をデータ化します。とても楽です。
大人の歯を抜かずにすむ場合がある
インビザラインの特性上、歯を抜かずに治療する割合が、針金の矯正より若干多くなります。
詳しく説明すると難しくなってしまうので割愛しますが、従来の矯正であれば永久歯を抜いていたパターンでも、抜かずに対応できることがあります。
健康な歯を抜いて矯正をするとなった場合、歯を抜くために麻酔の注射をしたり、ぐいぐいと歯を抜く力をかけたりします。その不快感はなかなか言葉には表しにくいものがあります。その抜歯を避けることができたら、素敵だと思いませんか?
もちろん、なんでもかんでも歯を抜かずにできるというわけではありません。
インビザラインであっても歯を抜く場合はあります。
矯正用アンカースクリューを打たなくて良い
矯正用アンカースクリューという言葉は初めて聞かれる方が多いかもしれません。
これは、思いっきり大胆に表現すると、歯ぐきに打つ錨(イカリ)です。
海底に錨を沈めると、船が流されなくなりますよね。それと同じで、歯ぐきに錨を打ち込むことで、歯が望まない方向に動くことを避ける役割をしてくれます。
このアンカースクリューは画期的な発明で、矯正歯科では重宝されているのですが、歯ぐきに麻酔の注射をして、ドリルで穴をあけて埋め込むので、怖い・痛いと感じる方も少なくありません。
インビザラインでは原則このアンカースクリューを必要としませんので、痛みは少ないと言えます。
お口外部からの刺激に強い
インビザラインはマウスピース型で、大きな突起物や針金がありません。
そのため、例えば顔にボールが当たったり、お子さんが張り手で顔を叩いてきたとしても、(叩かれた痛みはありますが)装置が頬に当たって痛いとか、頬が切れてしまうという心配はありません。
このメリットは特に保育士さんや幼稚園の先生、子育て中のお母さまに喜ばれているメリットです。
もちろん個人差はあります
いかがでしたでしょうか。
今日の記事は少し書くのが難しかったです。
記事にしたどれもが痛みや不快感を減らすメリットではあるのですが、どの患者様にも共通して言えることではなく、確実に断定できることが少ないので、この記事で偏った知識を持ってしまうのは良くありません。
また、矯正医によっても考え方が異なるため、私の意見=全ての矯正医の考え方でもありません。
あくまでも一歯科医師の意見として、捉えていただけると嬉しいです。
さらに追記になりますが、痛みに関しては感じ方が千差万別で、痛くないと思う方もいれば、めちゃくちゃ痛いと思う方もいらっしゃいます。
その点はあらかじめご理解いただきたいと思います。
もっと詳しく知りたいなと思った方は、ぜひ矯正相談にて質問してくださいね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!